TVアニメ『マクロスΔ』のヒロイン・フレイア役のオーディションで、8000人の中から選ばれた鈴木みのりが、今年1月にソロデビューを果たした。『マクロスΔ』では、音楽ユニット“ワルキューレ”のフレイアというキャラクターとして歌ってきた鈴木だが、ソロではきちんと自分を表現できているのだろうか? 2018年4月24日発売の『クイック・ジャパン』vol.137で、鈴木はこう語っている。
「どうでしょう……。ただ、デビュー曲『FEELING AROUND』のリリースイベントのときに、“これまでは『マクロスΔ』やフレイアのファンの方がいたかもしれないけれど、今日はみんな、みのりちゃんを見に来ているんだよ”と言葉をかけてくれたファンの方がいて。ありがたさと同時に、“私”の歌を聴きに来てくれたんだなという実感がわきました」
10代で大きなチャンスを掴み、「ワルキューレ」ではエースボーカルとして横浜アリーナの大舞台を経験。今年1月にはソロデビューと、順調にステップアップを続ける鈴木だが、何か心がけていることはあるのだろうか?
「そうですね……、先日『カードキャプターさくら』に関する記事の中で、作品の音響監督である三間(雅文)さんが『鈴木さんのよさは、体当たりでやっていること』と評してくださっていて。三間さんとは『マクロスΔ』でもご一緒したのですが、とにかく私は、わからないことがあればすぐに聞いて、全力で取り組むことだけは心がけていました。それが自分の武器だとしたら、その気持ちは忘れないでいたいです」
5月には、セカンドシングル『Crosswalk』も発売された鈴木は、今後の目標について、「いろんなジャンルにチャレンジして新しい“鈴木みのり”を見せたい」「歌詞もどんどんかいていきたい」と、夢が尽きることはない様子。今年の夏には夏フェス「アニサマ」への出演も決まっており、ますます活躍の幅は広がりそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.137(2018年4月24日発売/太田出版)
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