今年2月、モデルとして活躍する池田菜々、オーディションに合格したデスボイス担当の有馬えみり、最年少16歳の唐沢風花が加わり、アイドルグループ「LADYBABY」が4人体制で再始動した。メンバー脱退時、「必要としてくれる人がいるならLADYBABY は残す」「オーディションをします」と宣言した金子は、あの時どんな心境だったのか? メンバー4人が揃った『クイック・ジャパン』vol.138のインタビューで、金子はこう語っている。
「……思い出したら、泣いちゃいそう、ああー!(涙目で笑う) 状況についていけなくて葛藤もあったし、新体制が決まるまで、笑うし泣くし、ベッドの上でひとり跳ねるし(笑)、自分で自分が手に負えなかった。でもLADYBABYは生々しく感情を爆発させられる唯一の場所。私が『4人でやりたい』と言ったんです。それぞれの体制に思い入れはあるけれど、正直に話すと、一度決意を固めたら感情を切り替えるようにしてる」
やっと本音を話せることに安心し、思わず泣いてしまったという金子。一方、加入した3人は、どんな理由でLADYBABYに入ったのだろう? 3人はそれぞれこう語っている。
「ヘビメタが好きでデスボイスを使うバンドを組んでいました。元々LADYBABY の楽曲が大好きで、唯一無二のこの曲を歌えるなら最高だなと」(有馬えみり)
「私は、金子理江に惹かれて。入る前に何度か理江と話したんですけど、LADYBABY に対してすごく熱い人で」(池田菜々)
「私は以前から理江の自分を楽しんでいる生き方がカッコイイとあこがれていて、LADYBABYなら入りたいなって」(唐沢風花)
理由は3人3様ながら、グループへの熱い想いが感じられるコメントを述べたメンバーたち。5月30日にはシングル『ホシノナイソラ』が発売されたが、金子は新体制になったLADYBABYをどのようなグループにしたいのか?
「私は、新しいLADYBABYをこう見てほしいと望むことは一切なくて、ファンの方が出した答えがすべてだと思っています。ライブ=喧嘩は変わらないスタンスなので、不安や葛藤は前回で終わらせて、次は『私たちがLADYBABYだ』という強い気持ちを持ってツアーに挑みたいです」
大きな変化を経た彼女たちは、これから全国ツアーも実施。可愛げなルックスに歌、デスボイス、ダンスが融合するスタイルはまさに唯一無二。新たな一歩を踏み出したLADYBABYに要注目だ。
◆『クイック・ジャパン』vol.138(2018年6月15日発売/太田出版)
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