参加型展示で作品世界を体感 『カードキャプターさくら展 魔法にかけられた美術館』

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10月26日(金)より、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、少女漫画『カードキャプターさくら』の世界観を体感できる展覧会『カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-』が開催される。

『カードキャプターさくら』は、1996年6月号から2000年8月号にかけ、月刊少女漫画誌『なかよし』で連載された創作集団「CLAMP」の人気作品だ。1998年から2000年にかけてNHKでアニメ化され、シリーズ累計発行部数が1700万部を超えた同作は、2016年に16年ぶりの新連載『カードキャプターさくら クリアカード編』がスタート。クリアカード編の単行本の累計は220万部を突破し、2018年1月からはアニメ放送もスタートしている。

会場には、同展のタイトルにもある「魔法にかけられた美術館」のとおり、作品に登場する様々なカードの魔法を表現した展示が登場。「迷(メイズ)な原画ゾーン」では、前後期合計約200点の原画を紹介する。

さらに、作品に登場する花のシールを来場者が壁に貼っていくことで完成する「花(フラワー)の部屋」、大きくなった人気キャラのケロちゃんと写真撮影ができる「大(ビッグ)なケロちゃん」、『カードキャプターさくら』の好きなシーンを展示している単行本から選んで撮影し、同展公式LINEアカウントにコメントをつけて投稿すると、会場内モニターに映し出される参加型コンテンツなどが登場。描きおろしオリジナルクリアカードも配布される。

『カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-』は、2018年10月26日(金)~2019年1月3日(木)(前期:10月26日~11月30日、後期:12月1日~1月3日)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)にて開催。開館時間は10:00~20:00。会期中無休。観覧料金は当日一般1900円。

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カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。