伊丹十三さんの猫への愛情を知る特集展示「伊丹十三と猫」

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2月22日(金)より、東京・南青山のTOBICHIにて、大変の猫好きとして知られた伊丹十三の特集展示『伊丹十三と猫』が行われている。

この展示は、昨年末からひと月に1巻のペースで刊行されてきた『伊丹十三選集』(岩波書店)が、2月19日に発売された第3巻で完結したことを記念して開催されているものだ。

『お葬式』『タンポポ』『マルサの女』など、数々の名作でメガホンを取り、映画監督として語られることが多い伊丹は、俳優、デザイナー、CMやTV番組の制作者としても、優れた仕事を残しており、エッセイストとしても超一流。『伊丹十三選集』は、今なお読みつがれる伊丹のエッセイを新たに編集したもので、第1巻の「日本人よ!」、第2巻の「好きと嫌い」に続き、先日第3巻の「日々是十三」が刊行された。

展示は、選集に含まれている猫にまつわるエッセイの中から「これぞ」という名言を集めて紹介するほか、伊丹の飼い猫である「ニャンキン」のスケッチの複製を展示。会場では選集の発売も行われ、先着100名に伊丹十三記念館(愛媛県松山市)オリジナルグッズの缶バッジがプレゼントされる。

『伊丹十三選集』刊行記念「伊丹十三と猫」は2019年2月22日(金)~28日(木)まで開催。開催時間は11:00~19:00。

【関連リンク】
HOBONICHIのTOBICHI
ケトルVOL.47(伊丹十三特集号)-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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