竹宮惠子50周年記念展 肉筆原稿など貴重な資料で足跡をたどる

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3月2日(土)より、川崎市中原区の川崎市市民ミュージアムにて、『竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary』が開催される。

この展覧会は、『風と木の詩』『地球(テラ)へ…』『天馬の血族』など、数々の名作を生み出してきたマンガ家・竹宮惠子のデビュー50周年を記念するものだ。徳島県出身の竹宮は、1967年に漫画雑誌『COM』に投稿作品が掲載され、翌68年に『リンゴの罪』が『週刊マーガレット』の新人賞に佳作入選してプロデビュー。幅広いテーマの作品を発表する一方、京都精華大学学長、日本マンガ学会会長を務めるなど、マンガの普及にも広く携わっている。

会場には、これまでのべ180作品、2万6000ページにもおよぶマンガを発表してきた竹宮の貴重な品々が多数登場。初公開となる『風と木の詩』の設定資料、竹宮惠子の研究成果である精巧な複製原画『原画(ダッシュ)』のカラーイラスト、貴重な肉筆原稿など約150点を展示し、マンガ家・竹宮惠子の足跡をたどる。

『竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary』は、2019年3月2日(土)~4月14日(日)まで、川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区等々力1-2 JRほか「武蔵小杉駅」バス10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00。休館日は月曜、3月22日。観覧料は一般800円。

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竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary-川崎市市民ミュージアム

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。