歌劇学校の少女たちを描く『淡島百景』第3巻 初回特典は登場人物相関図

カルチャー
スポンサーリンク

〈舞台の上だけが、わたしの生きる場所だった。
同じ夢をみる同志として、ライバルとして──〉

歌劇学校に通う少女たちの心模様を描く志村貴子の連載マンガ『淡島百景』の第3巻『淡島百景3』(太田出版)が3月14日に発売される。

『淡島百景』は、歌劇学校に通い、同じ夢を見る同志として、そしてライバルとして生きる少女たちの青春を描いた物語だ。同作は1話ごとに主人公を変え、時には時代を変えて登場人物たちがつながっていくオムニバス形式のストーリー。2015年には第19回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞している。

第3巻には、「大久保あさみ」(前編・中編・後編)、「山県沙織と武内実花子」(前編・中編・後編)、「柏原明穂と田畑若菜」の全7話を収録。

〈淡島歌劇学校に集う少女たちの中で、
舞台の中心で光を浴びることができるのは一握り。
卒業公演でダブルキャストを演じた沙織と実花子。
しかし、実花子は闘病のため淡島を去り、
沙織はトップスターの道を行く。
その後も交差する二人の運命――〉

切なくも眩い少女たちの姿が描かれる。

第3巻では初回特典として、これまでの登場人物をおさらいできる『淡島百景』キャラクター相関図を用意。1~3巻のおもな登場人物をカバーする相関図により、各話のつながりが理解できる。相関図は電子書籍版にも収録される。

『淡島百景3』は2019年3月14日(木)発売。定価780円+税。

【関連リンク】
淡島百景3
淡島百景/志村貴子-Ohta Web Comic

【関連記事】
志村貴子「青い花」 胸キュンガールズストーリーが復活連載
エンタメの新ジャンル「2.5次元」 起源となったあの大ヒット作
「食パンをくわえて走る少女」 実は少女漫画に出現例見当たらず

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

関連商品
淡島百景3
太田出版