毎回1つのテーマを掘り下げるワンテーママガジン『ケトル』。これまで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「北の国から」「ジャッキー・チェン」「テレビ東京」「京都」「三国志」「たまご」「動物園」など、あらゆるジャンルをテーマとして取り上げ、4月16日に発売された最新号では「渋谷系」を特集している『ケトル』で、次号から新連載がスタートする。DJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティのLicaxxxによる「マニアックの扉」だ。
Licaxxxは東京を拠点に活動。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。2016年のBoiler Room Tokyo出演動画は40万回近く再生されており、日本国内の大型音楽フェスや、CIRCOLOCOなどヨーロッパを代表するクラブイベントにも出演。また、ビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽など多数制作している。
新連載について、Licaxxxはこうコメントしている。
私はいわゆる、多趣味な方だと思う。音楽の現場に足を運び、美味しいごはんとお酒が大好き、素敵な服のためにお金を貯めて、美術、建築、舞台だってたまに見に行く。本屋に立ち寄って本を買ったかと思えば、映像配信サービスには何個も加入して夜な夜なイッキ見。こうやって大きなくくりを並べて見ると、アラサー女子らしい普通のことを言っている気がするのですが、話していくとなんかどれもピンポイントでマニアックな感じになっていくんですよね。それってなんなんだろう。
この連載では、私自身のピンポイントを多ジャンルにわたりご紹介しながら、それらに更に迫っていくための連載にしていきたいと思います。いろんなところへ出向いたり、取材したり、インタビューしたり、文字を書いたりして、すでにマニアの方は読んでニヤニヤしてほしい。そしてまだマニアでない方は、私がよりマニアックになっていく過程を見てもらうことで、あなたのマニアックの扉をノックできたらいいなと思います。
DJを軸に、ビートメーカー、エディター、ライター、ラジオパーソナリティー……「とにかく音楽にまつわる活動ならなんでも」というぐらい幅広く活動するアーティストのLicaxxx。そんな活動の源泉にもなっているフェティシズムが炸裂する連載がスタート。6月発売の次号、Licaxxxの「マニアックの扉」が開く。
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・ケトルVOL.48
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筆者について
Licaxxx
りかっくす。DJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。イベント出演のほか、ビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽など多数制作。