6月26日(水)より、東京・六本木のサントリー美術館にて、人々を楽しませてきた「遊び」を探る展覧会『遊びの流儀 遊楽図の系譜』が開催されている。
この展覧会は、時代を超えて人々を夢中にさせてきた「遊び」に着目し、すごろく、カルタ、舞踊、ファッションなど、様々な遊びの変遷を紹介するものだ。古くから主要な画題だった「風俗図」や「遊楽図」には、貝合、蹴鞠、羽子板などに興じる人々の様子が描かれており、たしなみとして奨励された琴・囲碁・書道・絵画を示す「琴棋書画」の影響を受けた「琴棋書画図」も数多く制作された。同展では、主に近世初期の「遊楽図」の名品を通して、先人たちの遊びの極意や浮世を生きる術を学ぶ。
会場には、風俗図、琴棋書画図、遊楽図の名品はもちろんのこと、17世紀に西洋向けの輸出品として作られた南蛮漆器の西洋双六(=バックギャモン)、ポルトガルから伝わったと言われるカルタ遊びのルーツをたどる品々なども登場。人と遊びとの関わり方を、名品や美品を通じて紹介している。
『遊びの流儀 遊楽図の系譜』は、2019年6月26日(水)~8月18日(日)まで、サントリー美術館(港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 東京メトロ・都営地下鉄「六本木駅」直結)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金、土、7月14日、8月11日は20:00まで)。休館日は火曜(8月13日は18:00まで開館)。入館料は当日一般1300円。
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・遊びの流儀 遊楽図の系譜-サントリー美術館
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