10月12日(土)より、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて、ヨーロッパの小国リヒテンシュタインの侯爵家が保有するコレクションを紹介する展覧会『建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展』が開催される。
リヒテンシュタイン侯爵家が統治するリヒテンシュタインは、現在世界で唯一、家名が国名になっている国。スイスとオーストリアに挟まれた同国は、小さいながらも世界最高水準の豊かさを誇り、侯爵家は世界でも屈指の規模を誇る個人コレクションを有している。
会場は、「リヒテンシュタイン侯爵家の歴史と貴族の生活」「宗教画」「神話画・歴史画」「磁器―西洋と東洋の出会い」「ウィーンの磁器工房」「風景画」「花の静物画」という章で構成。侯爵家秘蔵のルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)、クラーナハ(父)を含む北方ルネサンス、バロック、ロココを中心とする油彩画と、ヨーロッパでも有数の貴族の趣向が色濃く反映された、ウィーン窯を中心とする優美な陶磁器など、合わせて約130点が登場する。
『建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展』は、2019年10月12日(土)~12月23日(月)まで、Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷区道玄坂2-24-1 B1F。JRほか「渋谷駅」徒歩7分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金・土は21:00まで)。休館日は10月15日、11月12日、12月3日。入館料は一般1600円。
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