近代美術のいいとこどり 印象派が集う「吉野石膏コレクション展」

カルチャー
スポンサーリンク

10月30日(水)より、東京・丸の内の「三菱一号館美術館」にて、吉野石膏株式会社が所有する近代美術コレクションの名品を紹介する展覧会『印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション』が開催される。

この展覧会は、石膏ボードを中心とした建築資材で知られる吉野石膏が所有するコレクションから選りすぐった名品を紹介するものだ。同社は1970年代から日本近代絵画を、1980年代からは西洋近代絵画の収集を開始し、2008年には吉野石膏美術振興財団を設立。質の高さもさることながら、優しくて親しみやすい作品が多く、世界に誇るコレクションとなっている。

会場には、シャガールの初期から晩年までの名品をはじめ、モネ、シスレー、マネ、カンディンスキー、ドガ、ピカソなど、厳選された72点が登場。優れたコレクションが日本で初めて本格的に紹介される。展示は、「印象派からその先へ」というタイトル通り、印象派の誕生、挑戦、その後に与えた影響などをたどるもの。まさに「これぞ近代美術(モダン・アート)のいいとこどり!」(公式HPより)の展覧会となっている。

『印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション』は2019年10月30日(水)~2020年1月20日(月)まで、三菱一号館美術館(千代田区丸の内2-6-2 JR「東京駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(1月3日をのぞく金曜、 第2水曜、会期最終週平日は21:00まで)。休館日は月曜(祝日・振替休日の場合、1月20日、トークフリーデーの11月25日と12月30日は開館)。チケットは当日一般1700円。

※このページの画像はサイトのスクリーンショットです

【関連リンク】
印象派からその先へ― 世界に誇る 吉野石膏コレクション展

【関連記事】
超グルメだった伊丹十三さん サラダを作る際の2つのタブーと意外なひと手間
米大統領が「スターウォーズ計画」 オカルトが社会に容認された80年代
タモリ、所ジョージ、稲川淳二 無名だった彼らがANNに起用された理由
酔いが深い夜にして小沢健二と伊丹十三を想う 『うたた寝は生活を狂わす』(第4回)

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。