中国圏のSNSで「10頭身Teresa」と話題になった女優で歌手のTeresaが、デビューミニアルバム『Hybrid』を10月23日にリリースした。台湾出身で、アジアを中心に多彩な活動をするTeresaだが、今回のアルバムの歌詞には日本語も含まれている。日本語はどのように勉強したのか? 2019年10月26日発売の『クイック・ジャパン』vol.146で、Teresaはこう語っている。
「勉強をはじめて2年です。日本語検定2級をとりました。初めの半年は家庭教師の先生に習って、あとはオンラインで1年くらい。今はひとりでも日本語がわかるようになったので、ニュースやドラマを見たりしてます。(アルバムで)中国語と日本語を繰り返して歌うのは、私にとってはチャレンジでした。日本語と中国語は発音が違うし、日本語はキーが高めで、中国語は少し低めなんです。言葉がわからなくても雰囲気を感じてもらえたらいいな、と思います」
普段は台湾に住んでいるものの、台湾と日本を行ったり来たりしているTeresa。台湾ではドラマやCMに出演するスターだが、日本と台湾ではファンに違いがあるそうだ。
「日本のファンの方はお手紙をくれるんです。それがすごくうれしくて、初めてもらったときは感動しました。台湾では、あんまりもらったことがなかったので。あと日本の女の子は中学生くらいからお化粧しているから、日本に来たときにびっくりしました」
華奢な体に綺麗なシックスパックの抜群なスタイルを持つTeresaは、少女の面影とボーイッシュな雰囲気が同居し、男性のみならず女性にも人気が出そう。日本では歌手活動をしていくが、どんなことに挑戦したいのか?
「バンドやりたい! “仲間”がいるのが好き。私、『ONE PIECE』が好きなんです。バンドを組んで東京でツアーをやりたいです。私の声は夜に聴いてほしい。いろいろな表情のTeresaを見てほしくてこのアルバムを作りました。これから私のこと、ちゃんと見てもらえるとうれしいです」
プロデューサーの今井了介が「澄んだエンジェルボイス」と評したTeresaの声が日本中に鳴り響くのも、そう遠い話ではなさそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.146(2019年10月26日発売/太田出版)
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