8月発売のBEYOOOOONDSのデビューシングルは、初週で10万枚の売り上げを記録し、チャートでも1位を獲得。またたく間にスターダムに躍り出た彼女たちだが、憧れの存在でいるためには努力が欠かせないはずだ。デビューシングル内の1曲『Go Waist』は、“より自分を好きになるために、もっと頑張りたい”という少女の気持ちを歌った曲だが、メンバーたちはどんな努力をしているのか? 2019年10月26日発売の『クイック・ジャパン』vol.146で、江口紗耶、西田汐里、高瀬くるみ、里吉うたのの4人はこのように語っている。
江口 「私は、肌を綺麗にするためにパックをしたり、食事にも気をつけています。街を歩いていたらタピオカおいしそう~って思うんですけど、でも『ダメだ』って自分に言い聞かせて」
西田 「『Go Waist』を聴いてから、余計に体型管理を意識するようになりました。歌っている私たちが太っていたら説得力がないし、ファンの方も一緒に踊ってくれないかなと思って」
高瀬 「私は、外見はもちろんですが、『自分たちの存在があるのは、周囲の人のおかげ』という気持ちを常に忘れないようにしています」
里吉 「最初は自分のことが嫌いでした。でもファンの人は、自分のことを嫌いなアイドルを応援して楽しいのかな?と思って。だから、自分を嫌いになるのをやめました。コンプレックスはたくさんあるけど、それを『嫌い』って切り捨てるんじゃなくて、こうしたらよくなるかもとか、逆にここはいいところだなとか、そう考えるようになりました」
回答は外見のことと内面的なことに分かれたが、アイドルとして高い意識を持っていることには違いないメンバーたち。『Go Waist』の中には他人を羨むフレーズも出てくるが、それもまた自分の“肥やし”にしているようだ。
高瀬 「私は瞳の色が人より薄いのがコンプレックスでした。ハロー!プロジェクトに入って、ファンの方や先輩に『その色いいね』ってほめてもらってからです。私がいやだなと思ってるコンプレックスも、誰かにとっては羨ましいことなんだなって気付けました」
里吉 「私も、自分の声が好きじゃなかったんですけど、応援してくださる方にほめてもらえてうれしかった」
江口が「私は、誰に対しても『いいなぁ』って思ってばっかり」と語れば、西田が「私は紗耶ちゃんの足が長くていいなぁって思ってる」と語り、メンバーの息はピッタリ。抜群の結束力を誇る彼女たちが音楽シーンを席巻するのは、もう時間の問題のようだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.146(2019年10月26日発売/太田出版)
【関連リンク】
・クイック・ジャパン146
【関連記事】
・BEYOOOOONDS 12人の大所帯でも結束できる理由
・8月デビューのBEYOOOOONDS メンバーが語る「憧れ」と「理想」
・アイドル冬の時代にデビューしたAKB48 成功を呼んだ「可視化」
・日向坂46メンバーに聞いてみた 「アイドルの本業はいったい何?」