ブリヂストン美術館がアーティゾン美術館へと改称 1月18日に開館

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ブリヂストン美術館がアーティゾン美術館へと改称し、2020年1月18日(土)にリニューアルオープンする。

ブリヂストン美術館は1952年、株式会社ブリヂストンの創業者の石橋正二郎氏のコレクションを展示する美術館としてスタート。ピカソ、ルノワール、ポロック、カイユボットなど、古今東西の名作を所蔵する一方、クールベの全貌を日本で初めて紹介した「ギュスターヴ・クールベ展」、『睡蓮』などの連作を展示した『モネ展』、33万人余りの来場者を集めた「ルノワール展」など、話題の展覧会を次々と開催してきたが、2015年からビルの建て替えに伴う新築工事のため、長期休館に入り、このたび新たに「アーティゾン美術館」として開館することになった。

「アーティゾン(ARTIZON)」は「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン=地平)を組み合わせた造語で、「時代を切り拓くアートの地平を多くの方に感じ取っていただきたい、という意志が込められています」(同館HPより)とのこと。「創造の体感」をコンセプトに、古美術、日本近代洋画、印象派、20世紀美術、現代美術など、幅広いジャンルの作品を紹介する。

1月18日からは、開館記念展『見えてくる光景 コレクションの現在地』が開催され、約2800点の石橋財団コレクションの中から、初公開作品約30点を含む約200 点を紹介。会場にはルノワール、セザンヌ、カンディンスキー、マネ、マティス、ピカソ、モディリアーニ、ゴーガン、クレー、ポロック、草間彌生、佐伯祐三、岸田劉生、梅原龍三郎など、選りすぐりの名品が登場する。

アーティゾン美術館は2020年1月18日(土)、東京・京橋にオープン(中央区京橋1-7-2)。休館日は月曜(祝日の場合は開館し翌平日は振替休日)。開館時間は10:00~18:00。なお同館は日時指定の予約制を採用。当日チケットの販売もしているが、来場前に「ウェブ予約チケット」の購入を推奨している。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。