1月17日(金)より、東京・お台場の日本科学未来館にて、我々の生活に欠かせないエネルギーの未来について考える『どうする!?エネルギー大転換』展が開催される。
この展覧会は、2017年にドイツ・ミュンヘンのドイツ博物館で開催された企画展『energie.wenden』(=エネルギー転換)に、日本のエネルギー事情を紹介するコーナーを加え、エネルギーの未来について考えるものだ。我々はこれまで、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料資源から得られるエネルギーを使用してきたが、化石燃料を使い続ければ地球温暖化が悪化する上、化石燃料はいずれ枯渇する。同展では、持続可能なエネルギーへの転換をどのように進めていくかについて考えていく。
会場では、エネルギーにまつわる10のテーマが設定され、1つのテーマにつき3つの政策が提案される。来場者は、国会議員になったつもりで、「エネルギー転換」を進める最適な方法を選択し、投票用紙を各テーマの機械に入れて、選択を記録。その選択から、エネルギー転換のタイプが診断される。会期中に集められた来場者のエネルギー政策の選択結果は集計され、ドイツ開催時に集められた結果との比較から、エネルギー政策に対する日独市民の考え方の違いも調査される予定だ。
『どうする!?エネルギー大転換』展は2020年1月17日(金)~3月29日(日)まで、日本科学未来館(江東区青海2-3-6 新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」徒歩4分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は火曜(2月11日、3月24日は開館)。入館料は無料(常設展は別途入館料が必要)。
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