昨年3月にTBSを退職し、アナウンサーの仕事を続けつつ、モデル・タレントとして精力的に活動する宇垣美里。TBS時代から抜群の人気を誇った彼女は、フリー転身後も大忙しの毎日だが、特に印象に残っている仕事は何なのか? 2019年12月26日発売の『クイック・ジャパン』vol.147で、宇垣はこう語っている。
「本当にいろんなことをさせていただいたので、ひとつに絞るのは難しいんですけど……『東京コミコン2019』で大好きな映画の俳優さんにお話を聞けたことや、ずっと読んでいた『文學界』に寄稿させていただいたことは、すごくうれしかったです」
イベントでは、イアン・サマーホルダーやジュード・ロウに会い、“公私混同して写真を撮ってもらった”という宇垣。そもそも、なぜ会社をやめようと思ったのか?
「1年くらい前に、仕事のルーティンが変わったんです。そのタイミングで、『サンデージャポン』とか、雑誌の表紙のお仕事とか、これまでとは違う仕事をいただけるようになりました。それで、世の中にはいろんな仕事があるんだなあ、もっといろんなことをしたいなあって思ったのがきっかけだったと思います」
退社後は活躍の場がテレビ以外にも広がり、露出が目に見えて増えた彼女。フリーになったことで、気持ちの面でも大きな変化があったようだ。
「のびのびできているなと思います。会社って大きな組織なので、どうしてもその中にいると生じる歪みがあったんですけど、それがなくなって。あとは、会社にいたころは1日前に急に仕事が入ることもあったんですが、今は2~3カ月前に『この時期休みたいです』って言っておけば休めるようになりました。ありがたいことに、すごく忙しくさせていただいたので、映画や舞台をあまり観られなかったのは残念だったんですけど」
最近は、小野不由美の小説シリーズ『十二国記』にハマり、忙しい合間を縫って読書に勤しんでいるという宇垣。ついつい美貌ばかりが取り沙汰されがちだが、書き手としても積極的に活動しており、まだまだ色々な面を見せてくれそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.147(2019年12月26日発売/太田出版)
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