子供の手書き文字画像をTwitterに投稿 「こども手書きコレクション」

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新型コロナウイルスの世界的大流行で、オリンピックの開催さえ危ぶまれているが、時差出勤やテレワークといった、こんなことがなければ実施不可能だったイノベーションが一気に起こっている。企業の経済活動も制限される中、この機会に新しい取り組みを模索する動きもある。今回は、その中でも「変わり種」を紹介しよう。書道団体と文具メーカー他が企画した「こども手書きコレクション」。子供の手書き文字の画像をTwitterに投稿するというシンプルな企画だ。
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「こども手書きコレクション」は、貴重な子供たちの手書き文字を残してほしくて始めた企画だ。文字がデジタル化した社会が始まる今、デジタルデバイスに不慣れな子供時代が、人生で最も手書きをする時間である可能性は高い。子供にしか思いつかないフレーズや、味わいある手書き文字は、大人には絶対に書けない貴重なもの。主催者のわよう書道会 書家うどよしさんは、

「早く春休みが始まり、せっかく親子の時間が増えたのに、施設が開いてないから、やることが限られるという話を聞きました。そこで、親子で手軽に何かできることはないかと『こども手書きコレクション』の企画を考え、文具メーカーに協力要請したところ、他の企業にも声をかけてくれて、すぐ賛同いただけた企業と動き出しました。企画提案後、3日目には公開、募集を開始していた感じです」

と、語っている。

「こども手書きコレクション」は、協力企業の審査があり、“いい感じ”の投稿には協力企業等から副賞が送付される(条件あり)。協力企業のセーラー万年筆 広報 友野さんはこう語る。

「わよう書道会主催 ペン字の『クセ字コンテスト』や『和様の書展』に協力していた関係で、今回ご相談をいただき、こういう時しか実行できない企画だと感じ参加しました。弊社SNSでも、“休校中のコンテンツ”として、カリグラフィーの書体見本やマーカーのぬりえなど多くの方に反応をいただいておりました。今回の企画でも、書くことの楽しさを改めて感じていただけると嬉しいです。」

副賞などは以下の通り。

■副賞と審査員
文具メーカー 賞(参加企業の詰め合わせ)
 セーラー万年筆(@sailor_1911)
 セーラーショップ(@sailor_shop)
 テージー株式会社(@teji_1909)
 ツバメノート(@TSUBAME__NOTE)
福島槙子 賞(手書きが楽しくなる文具詰め合わせ)
 文具プランナー 福島槙子(maki_td)
うどよし 賞(御徒町 ダイヤ入り宝石詰め合わせ)
 うどよし(@syodo)
※審査員と副賞の協賛企業も募集中(問い合わせは、わよう書道会サイトより問い合わせのこと)

投稿の募集期間は月曜~日曜、審査発表が次の水曜。現在、第0回(プレ実施)9-15日、第1回16-22日の2回まで実施が決定しており、好評だった場合、春休み期間中、毎週実施(第3回まで計4回)される。

現在実施中の第0回の締切は15日(日)、第2回は16日~開始されるので、親子の時間が増えたことで、子供にしか出せない味わいある手書きの言葉をTwitterに投稿してみてはいかが?

【関連リンク】
こども手書きコレクション

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。