1冊丸ごとPCエンジン特集 『CONTINUE SPECIAL PCエンジン』

カルチャー
スポンサーリンク

ゲーム&カルチャー誌『CONTINUE』の編集部が、1冊丸ごと「PCエンジン」のみを特集した『CONTINUE SPECIAL PCエンジン』が3月18日に発売される。

PCエンジンは、任天堂のファミリーコンピュータが大ブーム中の1987年に発売された家庭用ゲーム機。『CONTINUE SPECIAL PCエンジン』では、600本以上におよぶゲームレビューのほか、『イース』制作陣の岩崎啓眞氏、『ときめきメモリアル』の永山義明氏への開発当時を振り返る貴重なロングインタビューなどを紹介している。

フルレビューは、1987~1991年をたどる「chapter1」、1992年をたどる「chapter2」、1993~1999年をたどる「chapter3」の3章に分けてゲームを紹介し、ロングインタビューでは、

「CD-ROMのゲームはこう作ればいいと勝手に思ってたけど、現実の例はひとつもない。なにもかも手探りだったのに奇跡的なことが一杯あって出来上がったのが『イースI・II』だった」(岩崎氏)

「僕は、ギャルゲーでも、ちゃんと作れば良いゲームになるということを証明したかったんです」
「やっぱり意地があったからですよ。何の意地かっていうと、PCエンジンの開発が、僕たちがやるゲームで最後ということになったからです。最後だったら、好き放題させてもらおうっていう。だから、無茶苦茶やったというのはありますね」(永山氏)

といった貴重な証言が登場。さらに、「PCエンジンのシューティングゲーム」「PCエンジンの格闘ゲーム」「PCエンジンの麻雀ゲーム」「ドキュメント ときメモ会議室」といったコラムにより、一時代を築いたPCエンジンについて、あらゆる角度から検証する。

『CONTINUE SPECIAL PCエンジン』は2020年3月18日発売。3000円+税。

【関連リンク】
CONTINUE SPECIAL PCエンジン

【関連記事】
PS対セガサターンの次世代ゲーム機戦争が3年で決着した理由
『CONTINUE』が「ゲーム・オブ・ザ・イヤー2019」を発表 TOP10は?
「あべし」をどう扱うか? 『北斗の拳』の雑魚の死に様で学ぶキャラゲーの歴史
『われらホビーズ ファミコンゼミナール』作者が手にした“100万点ボーナス”

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

関連商品