どんな時でも楽しい笑いを届けてくれる『クレヨンしんちゃん』は、家族揃って楽しめる国民的アニメですが、主人公のしんのすけは、きれいな女性には目がなく、すぐに「おねいさん、納豆にネギ入れるタイプ~?」とナンパしてしまう男の子。
これまで実名で挙げた好みの女性、またはグラビア写真集の所持が確認された女性は、岡本夏生、小宮悦子、宮沢りえ、かとうれいこ、藤原紀香、雛形あきこ、細川ふみえ、さとう珠緒、松たか子、内田有紀、リア・ディゾン、辰巳奈都子、小池栄子、市川由衣、MEGUMI、井上和香、根本はるみ、松嶋菜々子、田中麗奈、堀北真希、女子十二楽坊、後藤真希など多数です。
美人に弱い性格は祖父の銀の介、父親のひろしにも共通していることから、完全に遺伝と言えそうですが、三世代の中でもしんのすけはもっとも女性の好みにうるさく、恋愛対象を「20歳から34歳までのきれいな女の人」と断言しています。実際、しんのすけに惚れている幼稚園児・酢乙女あいに言い寄られた際には、「オラ、子供には興味ないから」と無反応でした。
ただ、映画『夕陽のカスカベボーイズ』では14歳のつばきに恋をしたり、好きな女性芸能人の中でも「20歳から34歳」の範囲に当てはまらない人が見つかることから、「年上の美人」であればタイプはあまり問わないようです。また、美人を見抜く目も確かで、メガネを掛けた上尾先生が美人であることも瞬時に見抜いています。
このように美人に目移りしてばかりのしんのすけですが、シリーズを通して惚れ続けている女性が、20歳の女子大生・大原ななこ。大人がみんな嫌がる「ケツだけ星人」を真似してくれたり、かなりしんのすけのことを気に入っています。しかし、それはあくまで“親友”としてのもの。好きな男性のタイプも力士であり、しんのすけとはあまりに真逆。しんちゃん、残念!
◆ケトルVOL.53(2020年4月15日発売)
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