サントリー美術館リニューアルオープン記念展 「生活の中の美」を紹介

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東京・六本木のサントリー美術館のリニューアルオープンが7月22日(水)に決定。同日から、リニューアルオープン記念展『ART in LIFE, LIFE and BEAUTY』が開催される。

1961年の開館以来「生活の中の美」を基本理念とし、六本木移転を機に「美を結ぶ。美をひらく。」というミュージアムメッセージを掲げて活動してきたサントリー美術館。来年に控える60周年に向けて行われた今回の改修工事は、耐震強化、LED照明の導入、エントランスやショップ・カフェのリニューアルなどが行われ、建築家の隈研吾がデザインを手掛けた。

リニューアルオープン記念展は、美術品だけでなく、日常使う道具や調度に美を認める品々を紹介してきた同館の基本理念に立ち返り、生活を彩ってきた華やかな優品を紹介するものだ。会場には、鮮やかな色彩が引き立つ華麗な甲冑、婚礼調度として制作された屏風、祝いの席で用いられたうつわ、異国趣味を反映した屏風や漆器ほか、版画、切子、美人画、浮世絵、小袖などが登場。また現代アートと同館のコレクションをクロスさせた特別展示も行われる。

『ART in LIFE, LIFE and BEAUTY』は2020年7月22日(水)~9月13日(日)まで、サントリー美術館(港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 東京メトロ・都営地下鉄「六本木駅」直結)にて開催(5月13日から7月5日まで開催予定だった会期が変更になった)。開館時間は10:00~18:00。休館日は火曜(9月8日は開館)。入館料は当日一般1500円。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。