デビュー作『夫のちんぽが入らない』がベストセラーとなった「こだま」の最新作『いまだ、おしまいの地』が9月2日(水)に発売される。
2017年、愛し合いながらも身体では繋がれない夫婦を描いた『夫のちんぽが入らない』で鮮烈なデビューを飾ったこだま。今回発売される『いまだ、おしまいの地』は、2018年刊行の『ここは、おしまいの地』の続編となる作品だ。
1作目の『夫のちんぽ……』が漫画化、ドラマ化され、累計20万部を突破する大ヒットを記録すると、2018年発表の『ここは、おしまいの地』は、歴史ある「講談社エッセイ賞」を受賞。そして今作は、集団お見合いを成功へと導いた父、とあるオンラインゲームで「神」と崇められる夫、小学生を出待ちしてお手玉を配る祖母……“おしまいの地”で暮らす人達の、一生懸命だけど何かが可笑しい姿を描いたエッセイ集となっている。
作品が日本のみならず世界へと広がったにも関わらず、こだまはいまだ“おしまいの地”で暮らし、家族はいまだ、彼女が作家であることを知らないのだとか。『Quick Japan』で連載したエッセイを大幅に加筆・修正をした全20篇を収録。帯では、同じく作家として活躍する酒井若菜、藤崎彩織がコメントを寄せている。
『いまだ、おしまいの地』は2020年9月2日(水)発売。1300円+税。なお、「lighthouse」で予約すると、特典(こだまから送られた「おしまい感」のある写真のコピー等)がつく。
【関連リンク】
・特設サイト「いまだ、おしまいの地」-太田出版
・いまだ、おしまいの地-本屋lighthouse
・収録話お試し読み「先生と呼ばれる人たち」
・収録話お試し読み「崖の上で踊る」
・ここは、おしまいの地-太田出版
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。