ゲーミング周辺機器への提案「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第3回

『本田礼生のこもりっぱなし』(C)本田礼生/太田出版カルチャー
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俳優・本田礼生さんの初連載「本田礼生のこもりっぱなし」が待望の書籍化!
『CONTINUE』での連載全13回の加筆に加え、書き下ろし3回、未収録のアザーカットと新規撮りおろし写真など、これまでの連載の集大成となる豪華な一冊となっています。
刊行を記念して、OHTABOOKSTANDでは、本書の中から5つのエピソードの一部を抜粋し、特別に公開していきます。(全5回)
今回は、ボルダリングジムでの撮影に挑んだ連載第4回の一部をお届けします。

──ボルダリングお疲れ様でした! いかがでしたか?

本田 めちゃめちゃ楽しかったです! テレビで見てから興味を持っていたんですが、自分ひとりでは一生行かなかったと思うので今回、挑戦できて良かったです。難しかった!

──身体は大丈夫ですか?

本田 はい。疲れとかは、まったくないです。ただ、いまは自分の腕とは思えない不自由さです。力が入らない(笑)。腕を使って上がるときにかなりのパワーが必要でしたね。

──ジムのスタッフさんも本田さんがするする課題をクリアしていくので、かなり驚いていました。

本田 登ってから次に使うホールド(手足を置く突起)を探す時間を減らしたいなって思って、登り始める前にゴールまでのルートをシュミレーションしてから登りました。

──それを初回からできる人はかなり珍しいらしいです。

本田 僕は物事に取り組むときには1回考えて、たぶんこうなるだろうなっていうのをやってみて違ったら修正して、またやるタイプ。その繰り返しが楽しい。ゲームもそうですし、役者業も、アクロバットも、ダンスも、なんでもそんな感じです。

──見ている側にも伝わってきました。今回のテーマは何にしましょうか。

本田 ゲームに直接関係があるかって言われるとそうでもないけど、こもりっぱなしとしてはぜひ話したいことがあるんですよ!

──なんでしょう?

本田 いまの僕の部屋は、ちょっとポップにしたいと思って、黄色だったり青だったり、明るい色の小物とかインテリアにしているんです。でも半年前くらいにゲーミングPCに移行して、ゲーミングデスクとかゲーミングチェアを揃えたら色味がどうしてもシックになってしまって。

──黒に少し赤が入る、みたいな独特な色使いが定番化していますよね。

本田 そうなんですよ。部屋にゲーミングチェアとゲーミングデスクとゲーミングPCを置いているんですけど、ふと見てみたら僕は、こんな色味にしたかったんだっけ? もっとポップにするつもりだったのにって(笑)。それで、あ、そっかこいつらの存在がでかいんだいよなって気づきました。

──空間を占めてる割合が大きくなるから目が行きがちですよね。

本田 ゲームスペースが中心になってしまうので、他のものを合わせるしかないっていう。木目のインテリアで、カーテンがポップな色味で、そこにシックな色味のゲーミングデスクとチェアがあると、大喧嘩しちゃうんですよ、部屋が。これ悩んでる人結構いると思うんですよね、ゲーミング系置いちゃうと部屋が変わりすぎること。アンケートとりたいくらいです!(笑)

──一気にゲーマーです! って雰囲気になりそうです。

本田 いま女性プレイヤーもめちゃめちゃ多いですし、年齢層も中高生から50歳を超えた方もやってますし、もっともっとゲーミング家具の間口が広くなってもいいんじゃないかなって。

──猫耳がついたヘッドホンとか振り切ったデザインのものは見かけたことがあります。

本田 極端なんですよね。難しいのが、ゲーミングデスク、ゲーミングチェアってなんなんですか、って言われると明確な定義がないんですよ。この色合いだからゲーミングチェアって思うだけで別にゲームにめちゃめちゃ適しているかって言われると“そうでもない”ような。

──そうなんですか!?

本田 言ったもん勝ちみたいな感じで、なんとなくゲーミングチェアを出してるブランドが多すぎる気がするんですよ!!(苦笑)。

──ゲーム周辺機器をあまり気にしたことがなかったので勉強になります!

本田 もっといろんなデザインとか機能性でも勝負して、ゲーミングデスクとゲーミングチェアの概念を変えていくべきだと思うんですよね。

──理想に近いものに出会ったことはありますか?

本田 ゲーミング機器のブランド・バウヒュッテのホームページにのっていた「ゲーミングDIY」の記事で紹介されていたセットです。僕も一式そろえたいなと思っているんですけど、自社の製品と、兄弟ブランド・ドッペルギャンガーの木の家具を違和感なく組み合わせていました。

──それはかなりデザイン性が高い空間を作れそうですね。

本田 でも発注して、自分で組み立てて、となると少しハードルが高いんですよ~。

──もっと手軽だといいですね! こういう機能があったらいいのにっていうのはありますか?

本田 一番はゲーミングPCの本体を隠したい! ゲーミングPCってものにもよりますけど、メカニカルに見せるためにPCカバーが透けてて、内側はめちゃめちゃ光っているんですよ。さらに大きいので収納できたら良いですね。でも僕らの技術で隠そうとすると、熱がこもってしまうという問題が起こります。ゲーミングPCって本当に冷却が命だから。

『本田礼生のこもりっぱなし』(C)本田礼生/太田出版
『本田礼生のこもりっぱなし』より

※このインタビューの全文は、『本田礼生のこもりっぱなし』(2023年3月17日(金)発売)にてお読みいただけます。

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本書では、本記事を含めた連載全13回の他、書き下ろし3回を収録。【通常版】に加え、動画(全3種よりランダム)と、ポストカード付きの【NFT版】、特製フレークシール付きの【Amazon限定版】の3バージョンで、好評発売中です。
詳しくは、こちらの記事、もしくは太田出版公式サイト(『本田礼生のこもりっぱなし』特製POPを配布中!)をご確認ください。

『本田礼生のこもりっぱなし』【通常版】

  1. ゲームに対する姿勢/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第1回
  2. ダンスと『鉄拳』を極めた青春時代/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第2回
  3. ゲーミング周辺機器への提案「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第3回
  4. ギターをはじめた理由/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第4回
  5. 印象に残っている映画3選/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第5回
『本田礼生のこもりっぱなし』試し読み記事
  1. ゲームに対する姿勢/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第1回
  2. ダンスと『鉄拳』を極めた青春時代/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第2回
  3. ゲーミング周辺機器への提案「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第3回
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  5. 印象に残っている映画3選/「本田礼生のこもりっぱなし」書籍化記念!お試し読み第5回
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