『おっさんずラブ』『きのう何食べた?』『同級生』などなど、続々とドラマ化・アニメ化され話題が絶えないボーイズラブ=BL作品たち。どうしてBLは、私たちの心をこんなにも惹きつけるのか……!?
BL作品の歴史と本質に迫る画期的評論が話題の溝口彰子による注目図書3点が、50%OFFで購入できるフェアが本日12月22日より開催。太田出版と笠間書院による合同フェアだ。
いずれも溝口の所属する大学では教科書としても採用されている本格的な論考本だ。BLをもっと楽しむための機会として、このフェアをどうぞお見逃しなく。
「なぜ、ボーイズラブは私たちの心をこんなにも惹きつけるのか?」 BL研究フェア
◆フェア開催書店
Amazon.co.jp(※Kindleのみセール対象)
◆フェア期間
2023年12月22日(金)~2024年1月12日(金)23:59まで
※都合により、フェア終了時間が変更となる場合があります
◆フェア対象書籍(3作品)
・『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(太田出版)
・『BL進化論[対話篇] ボーイズラブが生まれる場所』(太田出版)
・『BL研究者によるジェンダー批評入門』(笠間書院)
筆者について
みぞぐち・あきこ。大学卒業後、ファッション、アート関係の職につき、同時にレズビアンとしてのコミュニティ活動も展開。1998年アメリカNY州ロチェスター大学大学院に留学、ビジュアル&カルチュラル・スタディーズ・プログラムでのクィア理論との出会いから、自身のルーツがBL(の祖先である「24年組」の「美少年マンガ」)であることに気づき、BLと女性のセクシュアリティーズをテーマにPhD(博士号)取得。BL論のみならず、映画、アート、クィア領域研究倫理などについて論文や記事を執筆。学習院大学大学院など複数の大学で講師をつとめる。
2017年、『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(太田出版)と『BL進化論〔対話篇〕 ボーイズラブが生まれる場所』(宙出版)の2冊が第17回Sense of Gender賞特別賞を受賞。
Photo: Katsuhiro Ichikawa