生死を賭けた選考に挑む「就活生」たちの悲劇　佐川恭一の新作長編『就活闘争 20XX』が発売決定！

小説家・佐川恭一による新作長編小説『就活闘争 20XX』が3月26日（火）に発売されることが発表された。

京都大学に通う主人公・太田亮介は、巨大企業「Ｚ社」に入社するため就活に臨むが……。生死を賭けた選考に挑む就活生たちの悲劇を克明に描いた、「就活文学」の金字塔がここに登場！

こんな地獄を乗り越えないと就職できない世の中、間違ってないか――？

20XX年の近未来、「ウルトラベビーブーム世代」の大学生たちが、今とは比べ物にならないほど激化した就職活動に挑む――。

主人公の太田亮介は、就職活動に熱が入っていない京都大学三回生。日本を牛耳る巨大企業「Z社」に入社するため、ようやく重い腰を上げて就活に臨むが……。

銃撃をかわしながら出身大学OBを探す「OB訪問」やSNSでの10万人フォロワー獲得をめざす「インターンシップ」、歴戦の就活猛者たちと激論をかわす「グループディスカッション」、そして多くの就活生が命を落とす「面接試験」。

『就活闘争 20XX』太田出版ウェブサイトよりあらすじ

著者渾身の最新作は、生死を賭けた選考に挑む就活生たちの悲劇を克明に描き、現代の新卒一括採用システムに一石を投じる挑戦的な“就活エンターテインメント”。就活中の学生にはもちろん、就活に恨みのあるあなたにも絶対に刺さる、「就職活動をテーマにした文学」として歴史に名を刻む大作となっている。

『就活闘争 20XX』は2024年3月26日（火）発売、四六判、320ページ予定。全国書店・通販サイトで予約受付中。