4月18日(火)より、東京・上野の東京都美術館にて、ブリューゲルの『バベルの塔』をはじめとした16世紀のネーデルラント美術を紹介する「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展」が開催される。
ネーデルラントは、現在のベルギーとオランダにまたがり、「フランドル」とも呼ばれる地域。ブリューゲル(ピーテル・ブリューゲル1世)は、16世紀に活躍したネーデルラント絵画を代表する巨匠で、息子で父と同名のピーテル・ブリューゲル、同じく息子のヤン・ブリューゲル、さらにその息子のヤン・ブリューゲルも高名な画家という画家一族だ。
農民を題材とした作品を残し、「農民画家」と呼ばれたブリューゲルだが、現存する油彩画の真作はわずか40点あまり。今回は、その中でも最高傑作と名高い『バベルの塔』が24年ぶりに来日する。
会場には、16世紀ネーデルラント美術の名品を数多く所蔵するボイマンス美術館(オランダ・ロッテルダム)から、ブリューゲルや、“奇想の画家”と呼ばれるヒエロニムス・ボスなど、約90点のコレクションが登場。1849年創立の美術館から厳選された名品により、16世紀ネーデルラント絵画の魅力が楽しめる。
「バベルの塔」展は、2017年4月18日(火)~7月2日(日)まで、東京都美術館(台東区上野公園8-36 JR「上野駅」徒歩7分)にて開催。開室時間は9:30~17:30(金曜日は20:00まで)。休室日は月曜日(5月1日は開室)。入場料は当日一般1600円。なお同展は、この後、大阪(国立国際美術館)を巡回する。
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