本城直季写真展『東京』 東京の街を空撮した作品50点登場

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2月12日(金)より、東京・品川の「キャノンギャラリー S」にて、写真家・本城直季の写真展『東京』が開催される。

1978年に東京で生まれた本城は東京工芸大学を卒業後、カメラのピントを調整することで、風景、人物、建造物をジオラマ写真のように撮影した写真集『small planet』で、2006年に「写真界の芥川賞」とも呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」を受賞。メトロポリタン美術館やヒューストン美術館にも作品が所蔵されている

本城は、今回の写真展の題名である「東京」について、

「久しぶりに展望台に登って東京の街を俯瞰するとまた知らない高層ビルが建っていた」
「もう経済は10年以上も停滞していると言われ続け、人口もこれからさらに減少すると言うのに東京の景色はそんなことは意に介さず変わっていく」

と語っている。会場には、建造物が乱立する東京の街を、本城が上空から俯瞰して空撮した作品約50点が登場。日々変貌を遂げる東京の街に建つ新しい高層ビルや工事中の建物などを、彼独特のジオラマ写真のように撮影した作品で堪能できる。

写真展『東京』は、2016年2月12日(金)~3月28日(月)まで、キヤノンギャラリー S(東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階 JR「品川駅」徒歩8分)にて開催。開館時間は10:00~17:30。休館日は日曜日・祝日。入場料は無料。

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本城直季 写真展:東京

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。