『ゴッドタン』や『アメトーク』で小宮のダメっぷりがフィーチャーされ、コアなお笑いファン以外にもその名が知られるようになった三四郎。もともとは都内の某有名付属中学で同級生だったという2人だが、当時はどのような学生だったのだろう? 『クイック・ジャパン』vol.114で、彼らはこう語っている。
小宮 「ネタでも言ってますけど、中学からの幼馴染ですからね。教室で取り憑かれたように古畑任三郎の真似をしている城みちる似のヤツがいて、そいつが相田でした」
相田 「あれは古畑任三郎の物真似をしている石橋貴明さんの物真似だから。小宮の第一印象は“イギリスの路地裏で小銭をせびってきそうな子ども”です」
そのような運命的な出会いを経て、やがてコンビを組むことになった2人。最近では“小宮バブル”が三四郎に訪れているが、それに対する反応は対照的だ。
相田 「もっともっとガンガン行けって思ってますよ。僕は現状維持でいいんで」
小宮 「なんで現状維持と思う? 焦らないの? ハート面白いな! こいつは普通が異常なんです。中学1年から髪型を一度も変えない。それは普通だけど異常ですよ。一番多感な時期なのに。あと中学1年で代官山に行ってることがまず異常。僕一緒に行ったんだけどすごい堂々と行くんですよ。ダメでしょ中1なのに」
そんな彼らだが、昨年はTHE MANZAI認定漫才師50組に選ばれるも決勝進出はならず、漫才新人大賞で決勝進出するも優勝はならず、「今年こそは…」の意欲は並々ならぬものがある。ラママの新人コント大会では、渡辺正行に「何がしたいのか分からないよね」と言われてしまったそうだが、「僕たちはその時面白いと思うことをどんどんやっているうちにゴールを見失う。基本が幼馴染の立ち話だから」と、自己分析はできており、小宮バブルに乗って、ブレイクは必至の状況だ。
◆『クイック・ジャパン』vol.114(2014年6月12日発売/太田出版)
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