出演作は90本以上というハリウッド俳優、サミュエル・L・ジャクソン。9月23日に公開される『4デイズ』では、核テロリストと対決する尋問のスペシャリストを演じている。
米政府に犯行声明が届けられた。犯人はイスラム系アメリカ人。国内3都市に核爆弾を仕掛け、4日後に爆発するというものだった。FBI捜査官のヘレン(キャリー=アン・モス)はテロ対策チームを率い、”H”(サミュエル・L・ジャクソン)と協力して、拘束した犯人から爆弾の隠し場所を聞き出そうとする。口を割る気配のない犯人に、”H”は残虐な拷問を繰り返すことに。エスカレートしていく彼のやり方に反発するヘレン。アメリカ国民の命を守ることができるのか・・・。
イラク戦争への皮肉と鋭いメッセージがこめられている本作。日本では、アメリカ版でカットされた本来のラストシーンが味わえる。じつは、本国アメリカで公開されたものは、今回ロードショー予定の作品より、短く編集されているのだ。テロによる深い傷がまだ癒えていないアメリカ。元のエンディングでは過激だという配慮がなされたのかもしれない。
『4デイズ』は、9月23日(金・祝)より銀座シネパトス、TOHOシネマズ川崎などでロードショー。
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・映画『4デイズ』オフィシャルサイト(音が出ます)
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。