現在30代の男性なら誰でも一度は手にしたことがあるだろう「キン肉マン消しゴム」。ゆでたまご先生の超人気マンガ『キン肉マン』のキャラクターを消しゴムにした”キンケシ”は、80年代、小学生を中心に爆発的なブームとなったが、いざ”消しゴム”として使うと、全然文字が消えないことでも有名だった。
そこで、文房具を特集した雑誌『ケトル』(10月15日発売)は、あえて今、「たぶん第一回!キン肉マン消しゴム一番消せる超人決定戦」を実施。プロレスラーのミノワマンさんの力を借り、キンケシで力強く文字を消していただいた。
【1回戦 「サンシャイン対ジェロニモ」】
「サンシャインは『カドケシ』みたいにいけると思いましたが、首(頭部)が不安定で、消しにくかったです」
「大胸筋あたりの曲線が親指にフィットして持ちやすかったことと、首の安定感が勝因です」(いずれもミノワマンさん。以下同様)
ということで、ジェロニモの勝利!
【2回戦 「ウルフマン対キューブマン」】
「ウルフマンは、肩を使ったら狙ったところに命中せず、隣の行を消してしまいました。でもマゲを使ったら消しやすかったですね」
「(キューブマンは)カドがいいですね。あと胴体部分が消しゴムの厚みに似ていて、不安なく持てました。同じくカド持ちのサンシャインとの違いは、やっぱり首(頭部)の安定感。僕らも首を鍛えるのが大事なので」
キューブマン、一躍優勝候補に!
【3回戦 「キン肉マン」】
主役ということで、シードでの参戦となったキン肉マン。ミノワマンさん曰く「これだけ微妙に質感が違う」というキン肉マンは、超消せてない! 紙の上を滑っているだけで、消すどころか汚れが広がり、紙がどんどん黒くなるのは、まさに記憶のなかにあるキンケシ・・・。ということで、一番消せる超人はキューブマンでした!
【関連リンク】
・ケトルVOL.03
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