阪神大震災を描いたNHKドラマが劇場公開

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今年1月17日に放送され、話題を呼んだNHKドラマ「その街のこども」の劇場公開が近づいている。

「その街のこども」は、阪神・淡路大震災から15年たった今年、1月17日の前夜に出会った男女が朝を迎えるまでを描いたドラマ。1月17日の夜に放送された本作は大きな反響を呼び、第36回放送文化基金賞を受賞した。その後も再放送を希望する声が後を絶たず、その声を受ける形で、NHKのドラマとしては初となる異例の劇場公開が決定した。劇場版では、新たな映像を加え、再編集が施されている。

同作品の主演を務めているのは、幼少期、神戸で実際に震災を体験した森山未來と佐藤江梨子。彼らの実感を伴ったリアルな演技と、「ジョゼと虎と魚たち」で知られ、自身の実家も被災を経験しているという渡辺あやの脚本が、心に傷を抱えた若者を丹念に描いている。

映画「その街のこども 劇場版」は、11月20日(土)から、シネ・リーブル神戸、シネ・リーブル梅田で、12月4日(土)から京都シネマで先行ロードショー。他、東京都写真美術館ホールや池袋シネマ・ロサなど、全国ロードショーは来年1月15日以降になる見込み(11月2日現在)。詳細は、下記公式ホームページまで。

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【関連リンク】
映画「その街のこども 劇場版」公式ホームページ
NHK リエゾン被災人
映画「その街のこども 劇場版」公式Twitterアカウン

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。