オードリー「コアなお笑いファンから支持を得るのは諦めた」

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08年のM-1で準優勝を果たし、その後も順調に活躍を続けるオードリー。最近ではピンでの仕事も増えてきた2人だが、そのことについてどう捉えているのだろうか? 12月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.99でロングインタビューに応じたオードリーの2人はこう語る。

若林 「『今年(=2011年)はコンビ別々にやってみよう』とか話し合ったわけでは全くないので、周りから言われて初めて気づいた感じなんですけど。自然な流れなので意識はしてないですね」
春日 「全然違うタイプの仕事だから成立してるんじゃない?」

ピン活動について、お互いに不満が全然ないという2人。しかし実は今年、コンビとして大きく変わった部分があるそうだ。

若林 「M-1の漫才で、ウチらはバーッといろいろ出させてもらうようになって。いろんな番組に呼んでいただきましたけど。『オードリーって、ネタは面白いけどフリートークとか他の部分はダメじゃん』と言われるのが、ずっと怖かったんです。簡単に言うと、『ズレ漫才だけかと思ってたら、意外とやるな!』と褒めてもらいたかった。それもコアなお笑いファンの人たちに」
春日 「通に認められたい欲が、昨年まではありました。肩に力も入ってたし、背伸びもし過ぎだった」

そして、「そういうコアな人たちから認められようとするのを諦めた」と語る若林。以前は、大喜利番組で活躍できたりするのが正しい芸人の姿だと思っていたものの、「お笑いは、そういうところだけじゃない」と気付き、今では「『オードリーってつまんないよね』と言われても、それはそれで受け入れて、次の笑いに変えられたらいいかな」という境地に達したそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.99(12月12日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.99

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。