5月14日(火)より、東京・上野公園の東京藝術大学大学美術館にて、作家・夏目漱石の美術世界に焦点をあてた展覧会『夏目漱石の美術世界展』が開催される。
『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』など、日本を代表する文学作品を発表した夏目漱石(1867~1916)は、作家として活躍する一方、美術への関心が高いことでも知られていた。同展は、そんな漱石の美術批評や、文学作品の中で言及した美術作品などに注目。漱石の著作に登場する画家や作品を可能な限り集めている。
会場では、「漱石文学と西洋美術」「漱石文学と古美術」「漱石とどう時代美術」「親交の画家たち」など7つのテーマに沿ったものが展示されるほか、漱石直筆の山水画も登場。伊藤若冲、青木繁、横山大観、黒田清輝、岸田劉生、ミレイ、ターナーなど、古今東西の名画家の作品が展示される。
『夏目漱石の美術世界展』は、2013年5月14日(火)~7月7日(日)まで、東京藝術大学大学美術館(台東区上野公園12-8)にて開催。開館時間は10:00~17:00、休館日は月曜。入館料は一般1500円。
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