大人の男なら、バーのカウンターで飲むことに一度は憧れるものですが、「カッコつけて1人でバーに入ってみたものの、結局スマホをイジっていた」なんてことにならないためにはどうしたら良いのでしょう? そんな時には、目の前にいるバーテンダーと仲良くなるのが手っ取り早い方法。そこで、六本木のバー「LAVITA」の店主・寒河江三太さんに、一問一答形式でバーテンダーさんと仲良くなる方法を教えていただきました。
問1 「まず、何と呼びかければいいですか?」
答 「最初は『すいません』から始めてみては。マスターと呼ぶイメージもありますが、当店のように『三太さん、三ちゃん』なんて名前で呼んだっていいんですよ」
問2 「その名前を知るにはどうしたら・・・・・・」
答 「ずばり『お名前は?』と聞いてしまうこと! また来たいと思ったら、バーテンダーの名刺を貰ってもいいですしね」
問3 「お酒を注文するときのコツってありますか?」
答 「好きなお酒ではなく、“○○は嫌いなんですよ”と言ってみると、実はバーテンダーもいろんなお酒をおすすめしやすいんです。それがコミュニケーションのきっかけにもなりますからね」
問4 「ちょっとカッコつけたい場合は?」
答 「その店の実力を試すという意味でのツウなら、ギムレット、ダイキリ、ジントニックなどのシンプルなものがいいのでは(ちなみに、バーテンダー業界でよく飲まれるお酒は糖質少なめのウォッカソーダ)」
問5 「ちなみにNGな話題ってありますか?」
答 「よく、政治・野球・宗教の話はNGといわれますが、それに限らず隣の席の人が嫌な思いをしない話題を心がけるのが、カウンターのトークマナー。マズい空気が流れ始めたら『まぁまぁ』と仲裁するのもバーデンダーの役割なんです」
◆ケトル VOL.19(2014年6月14日発売)
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