2015年、お笑い界で一躍メジャーシーンにおどり出たのが、ピン芸人の頂点を決める『R-1グランプリ2015』で優勝したじゅんいちダビッドソンだ。基本的にサッカー日本代表の本田圭佑のモノマネ一本で勝負するじゅんいちダビッドソンだが、R-1で優勝する自信はあったのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.119で、じゅんいちダビッドソンはこのように語っている。
「自信があったというか、自信しかなかったですねえ。トーナメントで頂点がある以上、そこを目指さない、っておかしいと思うんですよ。ベスト8とか言っていましたけど、僕の中では常に優勝を目指していましたから、当然の結果なんじゃないかと思います」
まるで本田が乗り移ったかのようにこう語るじゅんいちダビッドソン。昨年のR-1でも決勝に出たため、手応えはあったようだが、そもそも昔からサッカーは好きだったのだろうか?
「昔からヒデさん(中田英寿)とか、いわゆる王様タイプの選手が好き、本田さんももちろん大好きだったので、結構インタビューは見ていたんですよ。だからやりだしたときに、すっと自分の中に入ってきました。
僕も本田さんも関西出身で、関西を出てからが長いので、ちょっと訛ってるんですよ。そのイントネーションがちょうど合っていて。見た目の雰囲気が似ているというのもあるし、話し方が似ているという部分も含めて『たまたま』ですけどね(笑)」
そんなじゅんいちダビッドソンだが、学生の頃はサッカーではなく水球をやっていて、サッカーは「まったく素人」なのだとか。しかしヨーロッパのサッカーは好きで、時間の許す限り試合を見ており、サッカーへの愛は本物のようだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.119(2015年4月10日発売/太田出版)
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