シーボルトの日本コレクションが一堂に 『シーボルトの日本博物館』展

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9月13日(火)より、東京・両国の江戸東京博物館にて、江戸時代に来日し、膨大な日本コレクションを形成したシーボルトの特別展『よみがえれ! シーボルトの日本博物館』が開催される。

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796~1866)は、1823年に長崎の出島商館の医師として来日し、当時の西洋の最新医学を日本に伝える一方、日本の自然科学その他の資料を多数収集。1828年に帰国する際には、持ち出しが禁じられていた日本地図が所持品の中から見つかる事件が起こったが(シーボルト事件)、帰国後、日本で収集したコレクションの成果をまとめ、『日本植物誌』『日本動物誌』『日本』などを発表した。

没後150年を記念した同展は、シーボルトが構想した「日本博物館」の再現を試み、ミュンヘンから里帰りした約300点の作品から、「日出る国」に魅せられた男の「日本」を再構成。日本におけるシーボルトとその協力者、帰国後のシーボルトの活動、ヨーロッパにおけるシーボルトの日本展示の様子とその業績、日本研究の完成に情熱を傾けた晩年のシーボルトの姿などから、シーボルトの生涯と業績をたどる。

『よみがえれ! シーボルトの日本博物館』は、2016年9月13日(火)~11月6日(日)まで、江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1 都営地下鉄「両国駅」徒歩1分 JR「両国駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(土曜日は19:30まで)。休館日は月曜日(9月19日、10月10日は開館)、10月11日(火)。観覧料は一般1400円。

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よみがえれ! シーボルトの日本博物館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。