仏教美術の名品がトーハクに集合 「タイ ~仏の国の輝き~」

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7月4日(火)より、東京・上野の東京国立博物館にて、仏教文化が花開いた国・タイの美術の名品を紹介する特別展『タイ ~仏の国の輝き~』が開催される。

この展覧会は、日本とタイの修好130周年を記念して行われるもの。日本とタイの交流の歴史について紹介するとともに、仏教が人々の暮らしに寄り添い、長い歴史の中で多様な仏教文化が育まれたタイについて、タイ族の国ができる前、黎明期、国際交易国家として繁栄したアユタヤ朝、現王朝のラタナコーシン朝(チャクリ朝、バンコク朝とも)まで、仏教美術の名品を通じてたどっていく。

会場には、「ナーガ上の仏陀坐像」や「仏陀遊行像」といった日本初公開の品や、第一級王室寺院「ワット・スタット」の正面を飾っていた「ラーマ2世王作の大扉」ほか、およそ140点のお宝が登場。タイ文化が芽吹く土壌を形成した古代の世界から現代までをたどり、「シャム」と呼ばれ、朱印船貿易で交流を行った日本とタイとの歴史を振返る。

『タイ ~仏の国の輝き~』は、2017年7月4日(火)~8月27日(日)まで、東京国立博物館 平成館(台東区上野公園13-9 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(金・土は21:00まで。日曜および7月17日は18:00まで)。休館日は月曜日(7月17日、8月14日は開館。7月18日は休館)。観覧料金は一般1600円。

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タイ ~仏の国の輝き~

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。