溝口彰子がホスト役となり、BL(ボーイズラブ)界のスーパースターたちを招いて開催する「BL進化論サロン・トーク」。10月26日(土)に行われる第3回目は、“BLの祖先”ともいえる数々の傑作を世に送り出してきたマンガ家の萩尾望都氏をゲストに招く。
溝口氏は、BLの進化や社会との関係を、BL愛好家と研究者の立場から分析。2015年には、男性同士の恋愛を軸にした一大エンタテインメント・ジャンルであるBLの歴史と本質に迫る『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(太田出版)を上梓した。ゲストの萩尾氏は、1969年に『ルルとミミ』でデビューし、1972年『ポーの一族』のシリーズ連載を開始。これまで小学館漫画賞、手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、日本SF大賞を受賞し、2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章するなど、国民的マンガ家として活躍している。
今回のトークのテーマは、「“異端”と革命―美少年主人公のいる世界―」。『ポーの一族』のバンパネラたちに象徴されるような、萩尾ワールドにおける“異端”のヒーローたちについて、萩尾氏に聞いていく。溝口氏は、小学生時代の作文の授業で「将来何になりたいか?」というお題に対し、「バンパネラになりたい」と書いて先生に怒られた経験の持ち主。当日は、作品より様々なシーンを映写しながら、創作の裏側に迫る。
トークイベント『フューチャーコミックスPRESENTS~BL進化論サロン・トーク 特別編~ゲスト:萩尾望都先生 “異端”と革命―美少年主人公のいる世界―』は2019年10月26日(土)の13:00~15:30(開場12:00)、株式会社フューチャーコミックス(東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー24階)にて開催。チケットは9月28日(土)10時~販売開始、先着250名様限定。チケットは3000円。
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