『ケトルVOL.54』は「みんなの大好き」特集 表現者達がコロナ禍でカルチャーを語る

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毎号、1つのテーマを取り上げるワンテーママガジン『ケトル』が、6月15日発売の『ケトルVOL.54』で、「みんなの大好き」を特集テーマにピックアップ。あらゆる表現者がコロナ禍で表現を制限される中、お笑い、テレビ、演劇、YouTube、音楽ほか、各界の人物が「コロナ禍で気づいたこと、考えたこと」について語っている。

今回の企画は、「ムダが詰まったワンテーママガジン」をコンセプトにしてきた『ケトル』が、いま改めて「各々が大好きなもの」に焦点を当てたものだ。このコロナ禍において、現代の文化を牽引する者は何を思い、何を考えたのか? 今号は打ち合わせから取材まで、特集製作の全行程をテレワークで実施。人と人が距離をとることが余儀なくされ、人が集まる状態も避けなければいけない中、「好きなこと」について見つめ直している。

インタビューを行ったのは、さらば青春の光(お笑いコンビ)、三浦直之(劇団ロロ主催/劇作家・演出家)、kemio(YouTuber)、武藤千春(実業家)、藤井健太郎(「水曜日のダウンタウン」プロデューサー)、上田慎一郎(映画監督)、chelmico(ラップユニット)の7組。

「世の中がどうあれ、結局はオモロイことを続けるしかない」(さらば青春の光)
「どんなに悲惨な状況でも、できる限り笑いに変えていきたい」(藤井健太郎)
「また、映画館で会いましょう! その日までカメラを止めるな」(上田慎一郎)

など、それぞれの思いが溢れ出たインタビューとなっている。取材時期は4~5月で、ページには取材日も記録されており、有事の記録として読むのはもちろん、いまから少し前の緊急事態宣言中の世の中の空気も感じられるものとなっている。

『ケトルVOL.54』は全国書店、web書店で、2020年6月15日(月)発売。定価1000円+税。なお、今回の特集は、noteのケトル編集部公式アカウントでも配信される。

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ケトルVOL.54

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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