オビ文は浅野いにお! 山本直樹の問題作『レッド』新装第2巻が刊行

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連合赤軍による「あさま山荘事件」をベースに青春と革命の最期を描き、漫画史上屈指の問題作とされながら近年入手困難だった山本直樹・著『レッド』。事件から50年となる今年、新装版『定本 レッド 1969-1972』として11月より連続刊行、12月27日には第2巻が発売される。

第1巻の押井守につづき、第2巻のオビには漫画家・浅野いにおがコメントを寄せた。

「赤く燃え上がった時代の克明なリマインドとして、
永劫読み継がれるべき傑作漫画」

『定本 レッド 1969-1972』オビより、浅野いにおコメント

あらすじ

「ずっと一緒に闘ってきたじゃないか」

決行された「処刑」。1971年8月、革命者連盟アジト。赤城たちは必死の説得を続けた。薬師は堰を切ったように早口でしゃべりはじめた。それは無理矢理自分で自分を納得させているようでもあった。それでもなお銃による「殲滅戦」作戦のため、山中での共同軍事訓練を実施する彼ら。相次ぐ逮捕者、脱走者。若者たちは次第に消耗していくーー。

「逃げたら殺すからな」

『定本 レッド 1969-1972』第2巻より

『定本 レッド 1969-1972』第2巻は2022年12月27日より発売、2,420円(本体2,200円+税)。次の第3巻は2023年1月、完結の第4巻は2月に刊行予定。

※本作『定本 レッド 1969-1972』は、講談社コミックス版『レッド』(全8巻)、『レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ』(全4巻)、『レッド 最終章 あさま山荘の10日間』(全1巻)、以上計13巻の物語全編を収録のうえ、新装版として全4巻にて刊行するものです。

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