田村真子TBSアナ、変化を遂げる『ラヴィット!』への特別な思い「日々のオンエアについていくのに必死です」

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2021年、入社3年目で『ラヴィット!』MCに。その後、番組と苦楽をともにしてきた田村真子アナウンサー。番組を支える真面目な“副担任”でありながら、ときにはゲームやチャレンジ企画で大はしゃぎする。情報も笑いもお届けする、ある意味では『ラヴィット!』という番組を象徴する人なのかもしれない。

最初は低空飛行ではじまった番組が、視聴者からも出演者からも愛される場所になるまでの田村アナウンサーの歩みと、8月27日(日)に開催される『ラヴィット!ロック2023』への思いを聞いた。

※こちらのインタビューの一部は、8月29日(火)発売の『Quick Japan Special「ラヴィット!」』にも掲載されています。

日々、目まぐるしく進化する番組

───放送スタート時からは考えられないほど『ラヴィット!』は大きくなりました。特番の放送やイベント開催など、ある意味では成熟期を迎えているのではないでしょうか?

田村 どうなんでしょう……。たしかに一番最初のころに比べたら、スタジオの空気感もできてきて、曜日ごとのカラーも出てきたなあと思います。そっか、でも「成熟」って言われると……成熟してきたんですかね? まだまだ目まぐるしく変わっている気もしますし……。

───田村さん的には、今の『ラヴィット!』はどう見えてますか?

田村 私としては全然まだ、慣れてきた感じもしなくて。やっぱり毎日いろんなことをやっているので、日々のオンエアについていくのに必死というか。なんなら最初のころよりも、番組の進行以外にやることがどんどん増えてますし(笑)。いろんなことに臨機応変に対応しなきゃいけないって考えると、今のほうがより大変かもしれないです。たしかに番組の形はどんどん変わってきたけれど、まだこの形で完成するかどうかはわからないし。たぶん、ここからまた変わっていくんだろうなって思います。

───たしかに、最初のころとは番組の形も田村さんの役割も全然違いますね。

田村 私も最初はいろいろ慣れていなかったので本当に必死で、そこから少しずつスタジオのトークやVTRも楽しめるようになって……。どんどんオープニングの時間も長くなって、私も一緒に楽しみたい!っていう気持ちも出てきて。いろんなゲストの方が来たり、いろんなゲームをやったりするなかで私も進行するだけではなくて、スタジオの一員としてその輪の中に参加できるようになってきました。

───田村さんがゲームを楽しんでいるのも番組の魅力になっていると思います。

田村 でも、一緒に楽しみすぎたら「番組をスムーズに進行する」っていうアナウンサーとしての本業ができなくなってしまうんじゃないかっていう不安もあって……(笑)。だから、あんまりみんなについて行きすぎるとダメだ、って思いながらバランスを調整しているところです。私がゲームを楽しんでいる最中に万が一、ニュースが飛び込んできたら……と常に頭の片隅では考えているので。

───ここまですごくいろんな放送があったと思うんですけど、田村さんのなかで一番印象深いのはどの回ですか?

田村 楽しかった回が本当にいっぱいありすぎて。かなりの頻度で盛り上がってるので、思い出そうとすると直近の回になっちゃう。でも、レバーを弾いて玉を入れる「新幹線ゲーム」で川島さんと私がふたりとも真ん中のポケットに入れたときは個人的にすっごくうれしかったですね。あとは最近だと柴田さんの「逆バズーカ」も……。定期的になにかが起こるんで、面白い回は本当にいっぱいありますね。

───逆に覚えているなかで「失敗した」と思ったことは?

田村 それはもう、私が勘違いでハンバーグを食べてしまった回です(※)。今まで私が試食することなんてなかったのに、なんで急に?と思いながら食べて、後から気づきました。放送が終わるまでずっと「やっちゃった! 全然、私じゃなかった」と思って。

※2023年4月13日放送。赤荻アナのゲーム対決の賞品として用意されていたハンバーグを川島が食べるはずだったが、川島へのカンペを誤って読んだ田村アナが勘違いし「私が代わりに試食します」とハンバーグを試食。後日『夜明けのラヴィット!』で真相が暴露された

───最後に『ゴールデンラヴィット!』が特番で放送されたり、『ラヴィット!ロック』を開催したりと、放送開始当初は想像もつかなかったようなことがたくさん実現してきました。今後『ラヴィット!』で実現してみたいことはありますか?

田村 それこそ『ゴールデンラヴィット!』や『ラヴィット!ロック』が毎年恒例のものになって続いていったらいいなって思います。あとは『耳心地いい-1グランプリ』みたいに派生していく番組もどんどんできたらいいな、と。もちろんTBSアナウンサーとしていろんな番組をやりたいっていう思いもあるんですけど『ラヴィット!』から派生していくものって、私にとっては特別というか。そういうふうに『ラヴィット!』が広がっていったら楽しくなるな、と思います。

田村真子
1996年生まれ。2021年3月の『ラヴィット!』番組スタート時より、川島明とともにMCを務める

『Quick Japan Special「ラヴィット!」』予約受付中

<QJWeb SHOP限定版>
番組特製オリジナルステッカー(ランダムで1冊につき2種)付き
8月29日(火)発売 
ISBN:9784778318871
定価:1,540円(税込)

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TBS系列の大人気テレビ番組『ラヴィット!』をまるごと1冊大特集! 「#毎朝が青春」をキーワードに、ゴールデン特番や音楽フェス開催など異例の大躍進を続ける番組の魅力に迫ります。MCの川島明・田村真子(TBSアナウンサー)のSPインタビュー&グラビアのほか、各曜日レギュラーのインタビュー、出演者のスマホ撮影アルバム、『ラ...
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