「親切」で世界は救えるのか? 堀越英美の人気連載『ぼんやり者のケア・カルチャー入門』書籍化! 記念イベントも

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なぜ鬼の頸(くび)が斬れない剣士・胡蝶しのぶは子どもたちの人気者になったのか?

「ケア」=抑圧的で退屈でつまらない 虚無と冷笑の時代を終わらせ、
「ケア」できる人=かっこいい! の時代へ。

『親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門』帯より

『エモい古語辞典』『不道徳お母さん講座』『女の子は本当にピンクが好きなのか』の著者による最新作のテーマは「ケア」

OHTABOOKSTANDで掲載していた堀越英美による人気連載『ぼんやり者のケア・カルチャー入門』がこのたび書籍化決定、『親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門』として12月14日(木)より発売。刊行記念イベントも本日より予約受付を開始しています!

本書では、『鬼滅の刃』から『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『すずめの戸締まり』『ミッドサマー』『コンビニ人間』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ほか、アニメや映画などのポップカルチャーを「ケア」の視点から解説。ストーリー展開や、キャラクターの人気の理由を紐解くとともに、そのカルチャーから「ケアの技術」を学ぶことができる、新感覚の評論集だ。

一部目次を以下にご紹介。

●愛される「学級委員的」キャラクター、竈門炭治郎と胡蝶しのぶ(アニメ『鬼滅の刃』)
●「経済人」予備軍として扱われる大学生、責任主体とみなされない主婦(『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』)
●ヒロインは家父長制にとらわれた退屈なお母さん(映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)
●家父長制の国のハロウィン 暴動からボン・ジョヴィへ(統一教会との関連が取りざたされる「家庭教育支援条例」と岸政彦『断片的なものの社会学』)
●コントロールできない人生とナラティブ・セラピー(アニメ『平家物語』)
●親切≠道徳 絆ではなく親切で繫がるには(映画『すずめの戸締り』)
ほか

また、本書の刊行を記念して、著者・堀越英美と、書籍の担当編集者でOHTABOOKSTAND編集長でもある藤澤千春トークイベントが開催決定! ジュンク堂書店池袋本店4階・MJブックカフェで1月27日(土)に開催。本日12月12日よりチケットが発売開始となりました。

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身近な人に「親切」にするって意外と難しいですよね。「親切」や「ケア」のコツを映画や漫画、アニメから学んでみませんか?

『親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門』は、2023年12月14日(木)より発売。四六判変型、252ページ、2,090円(本体1,900円+税)。

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