瀬戸内海を舞台にした一大芸術祭 開催間近

スポンサーリンク

7月19日(海の日)から、瀬戸内海各地を会場とする芸術祭『瀬戸内国際芸術祭2010』が開催される。

この芸術祭は、今回が第1回目となる現代アート祭。「ベネッセハウス」や「地中美術館」の建設により、現代アートの聖地として一躍有名になった直島をはじめ、瀬戸内海に浮かぶ7つの島が主要会場となっており、個々の島々の固有の民俗・生活・歴史を活かしつつ、そこにアートが関わることによって、高齢化が進む島々の地域活性化を図ることがねらいとなっている。

同芸術祭には、18の国と地域から集まった75組のアーティスト、プロジェクトが参加。さらに、直島女文楽(直島で受け継がれてきた女性だけの文楽)、ジャズピアニスト・山下洋輔のライブ、俳優の林隆三による朗読講演「林隆三ひとり語り」、農村歌舞伎、ダンスパフォーマンス、中国伝統楽器の演奏、演劇公演、各種ワークショップetc…期間中には様々なイベントが予定されている。

『瀬戸内国際芸術祭』は7月19日から10月31日まで、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、さらに高松港周辺で開かれる。入場料、アクセスその他は下記リンクを参照のこと。主催者によれば「全島をまわるには2泊3日、3泊4日でもかなり駆け足です。全島を満喫するには4泊5日-1週間必要かも」とのことなので、ぜひ今年の夏はゆっくりと瀬戸内の島々を訪ねてみてはいかがだろう。

※このページの画像はスクリーンショットです

【関連リンク】
・瀬戸内国際芸術祭2010

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。