4月8日は「炭酸水の日」 あの調味料までもサイダーに!

暮らし
スポンサーリンク

世の中にはいろいろな記念日がある。しかし「なぜ?」と不思議に思う記念日も少なくない。

今日、4月8日は「炭酸水の日」。由来は炭酸水の飲み口「シ(4)ュワ(8)」と読む語呂合わせから。2011年に清涼飲料水の製造・販売を行うサッポロ飲料株式会社が制定した。この由来を聞くと「なるほど」と納得できる。

最近はデトックスや便秘解消など美容・健康の効果が注目されている炭酸水。その応用範囲の広さだけでなく、種類が豊富なのも炭酸水の魅力のひとつだ。とくに、地域の特産を活かした「変わり種サイダー」が根強い人気を誇っている。

長崎名物としてすっかり定番になった「長崎かすてらサイダー」もそのひとつ。「温泉酒処たうら」の田浦さんが「カステラがジュースになったらどんな味か気になった」という思いから発案された。ほかにも、岐阜県の美濃白川茶をふんだんに使用した「白川茶サイダー」は、白川茶のさわやかな香りとサイダーの甘みが合わさり和菓子にも合うという新感覚サイダーだ。

その中でもとくに変わった炭酸水は、香川県の小豆島が製造する「醤油サイダー」。小豆島は「醤(ひしお)の里」と呼ばれる地区を中心に15軒以上もの醤油蔵がある醤油の名産地。2009年に行われた「第3回全国醤油サミット」の開催を記念してつくられた「醤油サイダー」は、「醤油はつけるもの」という概念を覆し、炭酸水の境地を広げた商品と言える。

「醤油サイダー」の炭酸水は小豆島温泉の湧き水からつくられている。温泉あがりに炭酸水を一杯…、というのが一番おいしい炭酸水の飲み方かもしれない。

【関連リンク】
「地サイダーのある温泉地」(ゆこゆこネット調べ)

【関連記事】
3月13日は「新撰組の日」、意外なゆかりの地とは?
国立科学博物館で探検家・関野吉晴の『グレートジャーニー』展開催
地元紙は震災をどう伝えた?日本新聞博物館が号外や紙面を展示
10の実験であなたのお金の使い方のクセを解明 企画展『波瀾万丈! おかね道』

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。