俳優・本田礼生さんの初連載「本田礼生のこもりっぱなし」が待望の書籍化!
『CONTINUE』での連載全13回の加筆に加え、書き下ろし3回、未収録のアザーカットと新規撮りおろし写真など、これまでの連載の集大成となる豪華な一冊となっています。
刊行を記念して、OHTABOOKSTANDでは、本書の中から5つのエピソードの一部を抜粋し、特別に公開していきます。(全5回)
今回は、『CONTINUE』Vol.58に掲載された記念すべき連載第1回の一部をお届けします。
──取材させていただいた際、本田さんが『Ghost of Tsushima』を4日間でクリアされた、というお話をされていて。それを聞いた本誌編集長が「そんなにゲーマーなんだったら連載してもらおう!」ということで、このたび連載決定となりました(笑)。よろしくお願いします!
本田 よろしくお願いします!
──連載開始を記念した秋葉原での撮影はいかがでしたか?
本田 面白かったです! 1ヶ月前くらいから『APEX』を始めたんです。なので「銃を構える」というのがすごくタイムリーで、めちゃめちゃ楽しませていただきました。
──良かったです! これまで銃を撃った経験はありましたか?
本田 小学生のときにエアガンとかモデルガンを撃ったことは何度かあるんですが、ああいったしっかりしたマガジンがついているものは初めてでした。
──初めてとは思えないくらい素敵でしたよ。
本田 自分で言うのも何ですけど、だいたい何でもできるタイプなんです(笑)。
──あははは!(笑)。今日(2020年11月12日)は奇しくもPlayStation5の発売日なんですけど、気になっているタイトルはありますか?
本田 『Horizon(Zero Dawn)』の続編は絶対やりたいです。僕『ウィッチャー3』が生涯で5本指に入るくらいストーリーで衝撃を受けたゲームで、それをリスペクトしながら作ったのが『Horizon』なんですよ。前作も映画3作品分くらいのクオリティがあるストーリーだったので、今回のPS5版も期待しています。
──本田さんは稽古などでお忙しいと思うんですけど、どうやってゲームをプレイする時間を捻出されてるんですか?
本田 これは……話すのにかなり勇気がいりますね(笑)。もっと他にやるべきことがあるだろうと言われてしまいそうですが、僕には僕のルーティーンがあるということで(笑)。
──いやいや、それが大事です!
本田 ありがとうございます。そう言っていただけると話しやすいです(笑)。仕事に出かけるまでに余裕があったら10分だけでもゲームに触ったりしてます。それだけでリフレッシュになって、「よし、仕事行こう!」っていうモードになれるんですよ。仕事から帰ってきてからは、ご飯を炊いたり、デリバリーを待っている間にも、ゲームをしています。公演で遠征中等のとき以外、ゲームを触らない日はないですね。でも台本を読んだり仕事のことをするときは集中してやります。仕事のことをしながら休憩でゲームをするというのはありません。
──ゲームを始めると寝食を忘れてやったりしますか?
本田 します! 寝るのは特に。食事はオンラインで友達とやっていても1回休んでご飯食べてから戻ったりするんですけど、寝るほうに関してはうわーあと5時間しか寝れないか、みたいになることも。
──寝るほうは犠牲にしがちですよね。
本田 次の日の予定にもよりますけどね。午前中から仕事があるとか舞台本番中とかはやはり舞台が大事なのでちゃんと寝ています。僕不安になるタイプなんですよ、昨日あれやったから今日からだ重いのかな、とか思いたくないので本番前日に夜更かしすることはないです。
──ついついのめり込んでやってしまうタイプなんですけど、決めた時間に終わらせる方法ってありますか?
本田 たとえばこの時間に終わりにするって決めているとき、僕はその30分前にやめるようにしています。絶対に。
──絶対に?
本田 絶対です。でも何かの都合でやめられないときってあるじゃないですか。そうなっても余白が30分間あればその時間までにはキリがいいところがあるはずです。だからやめられます。
──今度からやってみます。
本田 30分前までに絶対やめてください(笑)。
──あははは!(笑)。ちゃんと終わりにできるのが本当にすごいです。
本田 電源を消すまでを早く。これが大事です。ついているとだめなんですよ。やめないとなーって思いながら絶対やっちゃうので、次ラスト、終わりました、ピッって。
──やってみます(笑)。『APEX』って基本的に3人組じゃないですか。そういう集団でチームを組まないとできないものはお友達とやってるんですか?
本田 半々ですね。役者仲間と一緒に入ることもあれば、野良でその場で出会った人と入ることもあります。偏ってしまうと思うんですよね。『大乱闘スマッシュブラザーズ』とか『鉄拳』とかでもそうなんですけど、同じ人とずっとやってると癖の読み合いになってしまうんですよ。ゲームシステムを理解するんじゃなくて相手はこれをすることが多いからっていう心理戦、ひとつの偏った戦い方になってしまうのでなるべくいろんな人とやりたい。なのでオンラインはいい時代ですよね。
※このインタビューの全文は、『本田礼生のこもりっぱなし』(2023年3月17日(金)発売)にてお読みいただけます。
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本書では、本記事を含めた連載全13回の他、書き下ろし3回を収録。【通常版】に加え、動画(全3種よりランダム)と、ポストカード付きの【NFT版】、特製フレークシール付きの【Amazon限定版】の3バージョンで、好評発売中です。
詳しくは、こちらの記事、もしくは太田出版公式サイト(『本田礼生のこもりっぱなし』特製POPを配布中!)をご確認ください。