今日までやらずに生きてきた
第4回

ホテルの40階でアフタヌーンティーを

暮らし
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今日までやらずに生きてきた。グルメ雑誌編集者の多趣味なYさんにこの連載のことを話すと、色々なアイデアを出してくれた。最後に「アフタヌーンティーはどうですか」とYさんが言った。「もし行くならコンラッド大阪のアフタヌーンティーがいいと思います!」高級ホテルのレストランにひとりでいる自分を想像しただけで緊張した。でも、あそこまで力説してくれたのだ。何度かためらったがWEBで「予約」のボタンをクリックした。

コンラッド大阪の地上40階のラウンジでアフタヌーンティーを予約する

よく原稿を書いているグルメ雑誌があり、その取材のために大阪市内の立ち飲み屋に行った。その日は、正確には取材の前段階の、「今度出る号で特集するエリアをまずは飲み歩いてみましょう」という主旨で、その雑誌社で編集スタッフをしているYさんと何軒かの店を訪ねた。

Yさんと会うのは久々だった。編集部には複数のメンバーがいて、毎号、みんなで作業を分担しているそうである。私がその雑誌で、仕事で取材をするときも、同行してくれるスタッフやカメラマンはいつも同じ方とは限らない。よく思い返してみると、Yさんと前回の仕事で会ってから1年近くが経っているようだった。

一応(というのも失礼な話だが)、あちこちのお店で飲んで、そのお店の雰囲気や名物料理を知るためにここに来たわけで、それが任務なのだと意識しながらも、好きなお酒とおつまみを選んで飲み食いし、Yさんと近況報告をし合ったりもした。気楽な時間だった。

「最近はどんなことを書いているんですか?」とYさんに聞かれ、「今まで自分がやらずにいたことに挑戦してみるというテーマの連載がありまして」と、この連載について話した。「ジムに行ったり、酵素浴をしたりしました」とこれまでの体験を振り返ると、「楽しそうな連載ですね」とYさんは言った。

Yさんは多趣味な方らしく、以前、「最近はダンスをやっています」と聞いたことがある。「こんな感じです」と、見せてもらったインスタグラムのアカウントには、Yさんがご友人たちとK-POPアーティストのダンスをカバーしている動画がいくつも上がっていて、「これはほぼ本物だ」と、実物のほうのダンスを知らないくせにそれを見て思ったほど、キレのいい動きだった。「今はマシンピラティスやってるんですけど、いいですよ」と言いながら、Yさんは凍らせたフルーツがたくさん入ったチューハイを飲んでいる。

おしゃれな雰囲気の、ホルモンが美味しいお店だった

今回の取材では、あえて普段の自分が行かないようなお店で飲んでみようということになっている。その日も、古い立ち飲み店や酒屋の角打ちばかりにいつも吸い寄せられがちな自分が少し縁遠く感じる店に、勇気を出して入った。

効率的に筋肉を動かし、体を引き締めることができるというマシンピラティスについてYさんが説明してくれるのを聞きながら、私はチューハイグラスに入った凍ったレモンをマドラーで崩している。(ご年齢を聞いたことはないが)おそらく世代も、普段見聞きしているエンタメ作品なども自分とは違っていそうなYさんなので、今まで自分がやらずにいたことのアイデアをたくさん持っていそうだった。

「助かります。何か思いつくことがあったら教えて欲しいです」と、とりあえずマシンピラティスは保留にして、他の案を尋ねた。「海外旅行はどうですか」「予算がちょっと」「ボルダリングとか」「ああ、うーん」などとやり取りがあったあと、「アフタヌーンティーはどうですか」とYさんが言った。

「アフタヌーンティー」という言葉を、私は知っている。ライター仲間の友人が大阪のどこかにいいアフタヌーンティーがあって、そこを取材してきたと話していた。私は最初、生活雑貨や衣類などを売っていて、デパートなどによく入っているあの雑貨と飲食のお店「アフタヌーンティー」かと思って聞いていた。緑色のロゴの。

そうではなくて、アフタヌーンティーというのは、コース料理のようにいくつも用意されたスイーツを紅茶などとともに味わうことを言うのだと、そのときに教わった。だから、かろうじてアフタヌーンティーについて知っていたのである。

Yさんはさらに言う。「アフタヌーンティー、絶対いいですよ! もし行くなら私はコンラッド大阪のアフタヌーンティーがいいと思います! 美味しいし、眺めもいいし!」

「コンラッド大阪、ですね。すごいホテルですよね」とスマホにメモを残し、高級ホテルのレストランにひとりでいる自分を想像しただけで緊張しながら、とにかくその日は任務に戻り、ハシゴ酒の時間を過ごした。

帰宅後、改めてネットで検索してみると、なるほど、コンラッド大阪の地上40階にある「40スカイバー&ラウンジ」というスペースで、アフタヌーンティーが提供されているようだった。たしかにこれは今までの自分が体験したことのない行為である。Yさんがせっかくあそこまで力説してくれたのだし、これでいこう。事前予約をしようとサイトを見ていくと、プランがいくつかあるらしい。

アフタヌーンティーは1840年頃にイギリスの貴族のあいだで生まれた文化で、昼下がりの時間に軽食や菓子を、紅茶とともに楽しむ茶会のことだと、そんなことがウィキペディアに書いてあった。そして、日本では1990年代からラグジュアリーホテルで提供されるようになり、徐々に浸透していったそうだ。レストランのディナーや宿泊は高額でも、アフタヌーンティーなら手の届く金額で非日常な気分が味わえて、可愛いスイーツがSNSにも向いているというので、ここ数年、さらに広く楽しまれるようになったと、こっちはいくつかの情報サイトに書いてあったことをざっとまとめたものである。

そんな昨今では、各ホテルが季節ごとに趣向を凝らしたアフタヌーンティーのメニューを用意し、それを毎回楽しみにしている人が多いという。まったく知らなかった世界である。私が行こうとしているコンラッド大阪では、2024年9月現在「ピーチファズ・ブリーズ」という、桃をテーマにしたアフタヌーンティーが提供されているようなので、それを予約してみることにした。WEB予約限定の平日割り引き価格で8,800円。「予約」のボタンをクリックするのを何度かためらった。

予約していた日、早めに家を出て、ホテルの辺りを散歩してから行こうと思って支度をしていたら雨が降ってきた。昼過ぎまでは晴れていたのに、予約時間の16時の1時間前になっての雨だ。家からコンラッド大阪まで、徒歩で1時間ほどの距離だとわかったので節約のためにも歩いていこうと思っていたのだが。

いざ出かけようと思った矢先の雨

私は普段あまり何かについて激しく怒るということが少ないほうだと思うし、そもそも怒らないで済むように生きているつもりなのだが、出かける直前の雨にだけは腹が立って仕方ない。空からバカにされているような気がして、普段なら絶対に使いたくない攻撃的な言葉がどんどん思い浮かぶ。雨の野郎、ふざけんなよ。許さねえ、雨! だいたいなんで水が降ってくんだよ! ったく。

心の中で悪態をつきながら、駅へと歩く。徒歩で行くのはあきらめた。中之島というエリアにあるコンラッド大阪へはJR大阪駅から徒歩15分ほど。駅からホテルへ、途中までは梅田の巨大な地下街を歩いて向かうこともでき、実はそんなに雨に困らされることもないのだ。残念だったな、雨よ。

地下通路から階段を上って地上に出てみると、思ったよりも雨は小降りだった。傘をさしていない人のほうが多いぐらいだ。分厚い雲を見上げながら歩く。「アフタヌーンティーか……アフタヌーンティーな。正直、天一のラーメンが食べたい」と、赤い看板を見て、そう思ってしまう自分がいる。

最近「天下一品」のラーメンもだいぶ値上がりしたので食べるのを我慢しているのだ

堂島川に架かる渡辺橋に差し掛かると、左右にそびえ立つ大きなビルが近づいてくる。その右手のビル、フェスティバルタワーウエストの33階から40階までがコンラッド大阪のフロアになっている。

右手の高いビルの上階にコンラッド大阪がある

ビルの下にたどり着き、ホテルへの入口を見て少し怖気づく。腕時計を見ると、16時までまだ30分ある。ビルの地下にコンビニが入っているようなので、まずはそこで心を落ち着かせよう。

ちょっと緊張する入口

もう行ってもいいだろう、というか行くしかないのだ。

コンビニの酒コーナーの前に立つ。いや、ここで酒を飲むのは違う。せっかくのアフタヌーンティーをしっかり味わいたい。しかし、カップ麺の新商品を見て「旨そうだな」などと思うのをやめられない。

いつもならここで酒を買ってしまうところだが

結局コンビニには長くいられず、ビルの地下をうろうろして5分、また5分と時間を潰す。仕事で訪問する先の会社に早く着き過ぎて、ドキドキしながら約束の時間を待っているときのような、あの気分だ。

16時の10分前になった。もう行ってもいいだろう、というか行くしかないのだ。さっきは気圧されてスルーした入口に改めて向かうと、自動ドアがあって、中に入った時点でいい匂いがする。そしてジャズっぽいテイストのBGMが鳴っている。向こうに立っていたホテルのスタッフの方が、穏やかに微笑みながらこちらへ近づいてきた。「あの、アフタヌーンティーを予約していて」と伝えると、エレベーターのボタンを押して、「40階が受付になっておりますのでお上がりください」と教えてくれた。照明が控えめでシックな雰囲気のエレベーターがかっこよくて、誰もいないので写真を撮った。

このエレベーターすらありがたく思えてきた

エレベーターが40階に到着して、ドアが開いてからがまたすごい。目の前が全面ガラス窓になっていて、いきなり景色が見晴らせるのである。

こんな角度から見る大阪の街があったんだな

私がこれから行こうとしている40スカイバー&ラウンジは、ロビーの向こうにあるようだ。ロビーへ向かう通路の両脇には2体のオブジェが設置されていて、名和晃平という彫刻家によるものだとプレートに記されている。

迫力に圧倒されて緊張が高まる

キラキラしたオブジェが天井から下がっている、その向こうが目的地らしい。入口に置かれているメニューを開くと、ドリンクの名前が並んでいて、生ビールが1杯2200円から飲めるようだった。価格に怯えてメニューを閉じると、スタッフの方がこちらへやってくる。「16時からアフタヌーンティーを予約している者ですが!」と妙に力強く発声してしまう。「スズキ様ですね。こちらにお席をご用意しております」と、案内していただく。

このオブジェの向こう側に今から行くのだな

窓際の席に通していただく。スタッフの方が椅子を引いてくれるのだが、その勝手がわからず、変なタイミングで座ってしまった。無事、座ることができたが、もし床に尻もちをついたら、恥ずかし過ぎて逃げ出してしまったかもしれない。

私の席のテーブルには、アフタヌーンティーのメニューと、8つのカラフルな缶と、小さいクマの人形が置かれていた。

なんだか色々ある

このカラフルな缶には紅茶の茶葉が入っていて「蓋を開けると香りを確かめることができるので、お好きなフレーバーのものを選んでください」と、そんな意味合いのことをスタッフの方が教えてくれる。

おそるおそるひとつを手に取って蓋をあけてみると、バニラのような、チョコレートのような、甘い香りがした。そのままモシャモシャ食べたくなるような、絶対に美味しいこと間違いなしの香りである。端から順番に次々に香りを確かめる。どれもそれぞれに個性的な香りで、迷う。ここにある紅茶や、それ以外にもコーヒーなどが用意されていて、90分間飲み放題なのだという。いや、飲み放題とは言わないで「フリーフロー」と言うのだと知った。最初にいい香りだと思った「シンガポール・ブレックファースト」という紅茶をオーダーしてみる。

香りを味わうだけで贅沢な気分に

テーブルの上にいるクマの人形は、「コンラッドベア」と呼ばれていて、本来はコンラッドホテルに宿泊した人に、記念にプレゼントされているものらしい。アフタヌーンティーのプランによっては、それがプレゼントされるようで、私は知らず知らずのうちにそれを選んでいたようだった。コンラッド大阪の開業7周年を記念した特別なモデルなのだとか。

7周年記念のベアをいきなり手に入れた

しばらくして、紅茶のポットとカップが運ばれてきた。スタッフの方がカップに中身を注いでくれる。このポットとカップが空になったら次のものをおかわりしてもいいスタイルらしい。「せっかくだから色々飲み比べたいな」と思いながら、まずはカップの紅茶を飲んでみる。びっくりするほど美味しい。「うまっ」と小声で言ってしまった。

こんなに美味しい紅茶があるんだなと思った

そんなところに、すごいものが運ばれてきた。なんというのだろう、螺旋階段状になった白い容器の上に、ゼリーっぽいのやら、ケーキっぽいのやら、なんだかまったく想像できないものまで、色々と乗っているのである。

これが今回のアフタヌーンティーのセットらしい

それを運んできたスタッフの方が一つひとつのメニューについて説明してくれる。「こちらのアールグレイのスコーンは、小皿にあります桃とクロテッドクリームと一緒にお召し上がりくださいませ。その右のエビが乗っておりますものが、下がココナッツ風味のビスクになっておりまして、下のソースに絡めながら召し上がってください」と、この後も色々教わったのだが、私の理解は追い付かなかった。幸い卓上にはメニュー表があるので、それと目の前の品を照らし合わせながら、難しい説明書を読んでいる人のように「これが、キャラメライズピーチクロスティーニ、なのかな?」と判断していく。

アフタヌーンティーのセットは回転する台の上に置かれているので、容器の上部にあるハート型の取っ手を掴むとクルクルと回すことができるようになっている。どれから食べるべきという順序は決まっておらず、好きに選んでいいとのことだった。

意味もなく回してみたりする

で、この食べ物たちのなかには、「セイボリー」が5種類、「スイーツ」が6種類あるという。「セイボリーとは」と検索すると「塩気のある食べ物」と出た。なるほど、そういうものもあるわけか。たとえば、メニューのなかに、「スパイシービーフラップサンドイッチ」とある。その下に書かれている「レッドキャビア、キヌア、マスタードリーフ」は、使われている食材のようだ。

スパイシービーフラップサンドイッチはきっとこれだと思う

それをまず最初に食べてみたところ、しっかり塩気がある。そしてうまい。なんと複雑な風味か。慌ててひと口でいってしまったが、もっと味わって食べればよかった。でも、あと味の余韻だけでもうまい。

酒好きであれば照れなど度外視で実行するに違いない。私もやる。

私はさっきからメニューを凝視していて、そこにこんな一文があるのに気づいていた。「コンラッド大阪のアカウントと上記のハッシュタグを付けて、その場でお写真をインスタグラムにご投稿いただいたお客様には、グラススパークリングワイン1杯を差し上げます。」と。

フリーフローのメニューのなかにはアルコール類はない。別途注文することもできるのだと思うが、さっき入店前にちらっと見た通り、価格帯は私にとってなかなか手が出ないものである。そうなると、この「グラススパークリングワイン1杯」はかなり貴重ではないだろうか。

普段、生活感あふれる写真ばかり投稿している自分のインスタグラムにいきなりハッシュタグ付きのアフタヌーンティー画像か。なんだか照れる。しかし、この状況、酒好きであれば照れなど度外視で実行するに違いない。私もやる。

写真を選び、ハッシュタグをつけて投稿した。スタッフの方に声をかけ、「あの、これ、投稿してみました」とスマホの画面を見せた。するとスタッフの方は「あ、少々お待ちください」とちょっと不思議なそうな表情を浮かべてその場を離れ、別のスタッフの方と話しているようだった。やばい……この高級なコンラッド大阪まで来て、無料の酒のためにわざわざインスタグラムに写真をアップするような人はひょっとして私が初めてだったのだろうか……恥ずかしい。「投稿してみました!」などと言ってしまって。

恥ずかしくて背中に汗をかいていると、スタッフの方がスパークリングワインのボトルとグラスを持ってきて、注いでくれた。私はぼーっとしていたが、チリ産だと言っていた気がする。よかった、なんとかお酒が手に入った。

これでもう無敵だ

「クミン風味の自家製スモークサーモン」を食べてみると、やはりこのサーモンのまろやかな食感にはスパークリングワインを合わせたいと思う。頑張ってよかった。

紅茶も美味しいが、スパークリングワインもやはり重要

一品ごとに驚くような食感だったり味わいだったりして、「何これ!」と感動があった。「海老とココナッツ風味のプラムのクーリ」が美味しかったな。ピーチソースとクロテッドクリームをつけて食べた「アールグレイのスコーン」も美味しかったな。2回目におかわりした「コンラッド135」というハーブティーも美味しかった。グラスに入ったゼリーみたいな甘いのも美味しかった。桃の形を模したふわふわしたケーキみたいなやつも美味しかった。3回目におかわりした「レッドチョコレート」というハーブティーも美味しかった。銀箔の乗った、四角い甘いやつも美味しかった。4回目におかわりした紅茶でお腹がたぷたぷになった。

窓の外を見る。いつのまにか雲の隙間から日が差していて、ずっと向こうを飛行機がゆっくり高度を下げながら飛んでいく。席と席にゆったりとした間隔がとってあるからか、天井が高いからか、結構な数の人が食事をしているのに、その会話は遠く小さく響くようにしか耳に入ってこない。流れているBGMをじっくり聞いてみると、知っている曲だと気づく。昔好きだった曲。窓の向こうを、雨が斜めに落ちていき、太陽の光を反射してキラキラしているのが見えた。晴れてきたと思ったらまた雨か。

ゆっくりと食事をし、時計を見ると1時間半ほど経っていた。食べ物を、こんなふうに時間をかけて味わったのはすごく久々である気がした。お会計を済ませ、7周年ベアをもらって外に出る。来るときは緊張したが、今はだいぶ落ち着いた気分だ。ロビーから出て、エレベーターホールへ。もうすぐ日が沈むようだったので、1フロア下の、ソファの置かれたスペースから窓の外の景色を眺めていくことにする。

このソファにいつも座って外を見ていたい

夕陽が姿を見せてくれるのを待っているうち、徐々に雲行きが怪しくなってきて、また雨が降り出したようだった。少し遠くの一角に雲が集まり、局地的に雨が降っているのがわかる。今いるビルの真下の路面も濡れて光っていて「ああ、エレベーターで下へ降りたらまたあそこを歩いて行かなければいけないんだな」と面倒に思う。雨が止むまでここに居たいけど、仕方ない。エレベーターに乗り込み、1階のボタンを押した。

私はまた雨を憎たらしく思いながら、傘をさして大阪駅へと向かう。家に戻り、途中のコンビニで買った缶チューハイを飲もうとして、「そうだったそうだった」と床のリュックのチャックを開けた。中からクマの人形を取り出し、チューハイの横に並べてみる。

連れて帰ってきたクマ

バカバカしくて笑えて、飲んだチューハイはいつもと同じ味だった。

*       *       *

『今日までやらずに生きてきた』は毎月第2木曜日公開。次回第5回は10月10日(木)17時予定。

筆者について

OHTABOOKSTAND編集部 × スズキナオ

1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』を中心に執筆中。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』、『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』、『「それから」の大阪』など。パリッコとの共著に『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』、『“よむ”お酒』、『酒の穴』などがある。

  1. 第1回 : 疲労の果ての酵素浴
  2. 第2回 : 薬草風呂でヒリヒリした日
  3. 第3回 : ジムに2回行った
  4. 第4回 : ホテルの40階でアフタヌーンティーを
  5. 第5回 : 打ちっぱなしから始まる知らないことだらけの一日
  6. 第6回 : ずっと放置してきた足の痛みと向き合ってみる
連載「今日までやらずに生きてきた」
  1. 第1回 : 疲労の果ての酵素浴
  2. 第2回 : 薬草風呂でヒリヒリした日
  3. 第3回 : ジムに2回行った
  4. 第4回 : ホテルの40階でアフタヌーンティーを
  5. 第5回 : 打ちっぱなしから始まる知らないことだらけの一日
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  7. 連載「今日までやらずに生きてきた」記事一覧
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