1月30日(土)より、東京・白金台の東京都庭園美術館にて、「20世紀のポスター[図像と文字の風景]──ビジュアルコミュニケーションは可能か?」が開催される。
この展覧会は、「構成的ポスター」が20世紀を通じて遂げた発展と変容のプロセスを、130点のポスターを通じてたどるものだ。1910年~1920年代にかけてヨーロッパでは、図や文字を幾何学性・抽象性・象徴性のもとに捉え、それらを融和して構成する表現様式(=構成主義)が誕生。ビジュアルデザインの世界で、数多くのアーティストやデザイナーが革新的な作品を生み出し、そのスタイルは今日に至るまで連綿と続いている。
会場は、「図像と文字の幾何学」「歴史的ダイナミズム」「コミュニケーションのありか」という3つの章で構成。現代のビジュアルデザイン文化の源流、1920年代の勃興から1990年代のコンピュータグラフィックスに至る構成的ポスターの変遷を紹介し、「ポスターとは何か」「いま、ポスターをいかに見るべきか」を探ることで、未来におけるポスターの存在意義を問う。
「20世紀のポスター[図像と文字の風景]──ビジュアルコミュニケーションは可能か?」は、2021年1月30日(土)~4月11日(日)まで、東京都庭園美術館(港区白金台5-21-9 東京メトロ・都営地下鉄「白金台駅」徒歩6分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は2月10日、24日、3月10日、24日、4月5日。入館料は一般1100円。
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