常に自らを「UPDATE」し続けた葛飾北斎の生涯をたどる『新・北斎展』

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1月17日(木)より、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、葛飾北斎(1760~1849)の全生涯にわたる画業を展観する『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』が開催される。

葛飾北斎は、『富嶽三十六景』『北斎漫画』など、数々の有名な作品を残した江戸時代後期の浮世絵師。浮世絵における風景画というジャンルを確立させた北斎は、19世紀後半に西洋の美術界で起きた日本美術の大ブーム(=ジャポニズム)の際に人気を集め、ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ドガ、セザンヌなど、多くの大芸術家たちが、北斎の作品から影響を受けた作品を残した。

今回の展覧会は、生涯にわたって画風を大胆に変え続け、常に自らを“UPDATE”した北斎の作品の変遷を、画号によって6期に分けてたどるものだ。会場には、20歳のデビュー時から90歳の絶筆まで、約480点の作品が登場(期間中入れ替えあり)。近年発見された作品や初公開作品などの貴重な作品を、最新の研究結果を参照しながら楽しむことができる。

『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』は、2019年1月17日(木)~3月24日(日)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)にて開催。開館時間は10:00~20:00(火曜のみ17:00まで)。休館日は1月29日、2月19日、2月20日、3月5日。観覧料金は当日一般1600円。

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【公式】新・北斎展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。