OHTABOOKSTANDで連載ののち、書籍化した作品をご紹介! 刊行記念グッズなどもご案内します。なお、書名をクリックすると試し読みのある書籍案内ページに、連載名をクリックすると連載ページにジャンプします。
※順次更新中です
2025年
『縄文 革命とナショナリズム』
著:中島岳志
連載名:「縄文 ナショナリズムとスピリチュアリズム」
戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。ヒッピームーブメント、右派的なスピリチュアリズムとも結びつき、やがて縄文ナショナリズムを生み出す。戦後日本人の新たな精神史。
2024年
『お口に合いませんでした』
著:オルタナ旧市街
連載名:「お口に合いませんでした」
食事はいつもおいしくて満たされて幸せ、なんてやっぱり嘘だった。――高瀬隼子(『おいしいごはんが食べられますように』)推薦!
フードデリバリーの冷めたシチュー、北欧家具店のミートボール、激安居酒屋の肉寿司……タワマンを遥か頭上に見上げ、気鋭の文筆家が都市生活の不満を嘆く憂鬱グルメ小説。なお、本書はQJストアではおまけの小冊子付きで入手できます!
『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』
著:松本俊彦、横道誠
連載名:「酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡」
「ダメ。ゼッタイ。」に代わる、有効な手立てはありうるのか? 依存は回復の始まり。やめればいいってものじゃない!?
連載時から当事者、当事者家族、支援者・専門家を騒然とさせた不良患者×不良医師による画期的な往復書簡がついに書籍化――。続々重版中!
『家から5分の旅館に泊まる』
著:スズキナオ
連載名:「自分を捨てる旅」
行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。執着を解き放ち、自分の輪郭を失くしながら歩く知らない町。人に出会い、話を聞く。言葉に出会い、考える。それでもこの世界をもう少し見てみたいと思う小さな旅の記録。『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』でデビュー、今「最も注目すべき」書き手であるスズキナオ、初の旅エッセイ集。前向きな言葉、大きな声に疲れているすべての人へ。第7回「旅の良書」に選出!
『缶チューハイとベビーカー』
著:パリッコ
連載名:「缶チューハイとベビーカー」
こっちは授乳で禁酒なのに、ま〜た飲んでんの?!……と思ってラストまで読んだら、飲んでないのに泣き上戸になりました。――夢眠ねむ推薦!
育児エッセイだけは書かないと決めていた人気酒場ライター・パリッコによる共感と感涙の初の子育てエッセイ。育児の苦労や幸せを描いた文章は数多あれど、育児しながらどう飲むかを綴った文章はかつてなかった。子育ては常に切ない。
『「世界の終わり」を紡ぐあなたへ デジタルテクノロジーと「切なさ」の編集術』
著:北出栞
連載名:『ポスト2020の〈セカイ〉系 「距離」の時代のイメージ学』
「社会」を描かないものとして長らく揶揄の対象となってきた〈セカイ系〉。〈セカイ系〉をキーワードにアニメ・音楽・アート・哲学などを横断して論じる評論アンソロジー『ferne』が話題を呼んだ気鋭の論客・北出栞、待望の初著作。QJストアでは限定特典付きで発売中です。
『ニュー・サバービア』
著:波木銅
連載名:「ニュー・サバービア」
原発のある片田舎の町で、小説家を夢見ながら退屈な日々を送っていた馬車道ハタリ。高校卒業を機に上京し数年が経ったある日、彼女のもとに見知らぬ作家の私小説の原稿が届く。そこには原発事故で壊滅した故郷にまつわる、彼女の重大な秘密が描かれようとしていた。大洪水、原発事故、カルト教団、未確認生物……次々と襲い掛かる脅威に、怒れるギグワーカー・馬車道ハタリは血気盛んに立ち向かう。現代の閉塞感を打ち破る、新世代ハードボイルド小説。
2023年
『ぼんやり者のケア・カルチャー入門』
著:堀越英美
連載名:「ぼんやり者のケア・カルチャー入門」
『女の子は本当にピンクが好きなのか』『不道徳お母さん講座』で話題の堀越英美さんによる連載が、『親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門』へ改題し書籍化。「ケアの技術」を映画・アニメ・漫画など、身近なカルチャーから学びます。QJストアでは限定特典付きで発売中です。
『荻窪メリーゴーランド』
著:木下龍也、鈴木晴香
連載名:「荻窪メリーゴーランド」
現代短歌で最も注目すべき歌人・木下龍也と鈴木晴香による共演が実現! 言葉の魔術師たちが紡ぎ出す虚構のラブストーリー。ふたりが演じる彼らは誰なのか。どこにいるのか。そしてどんな結末を迎えるのか――。ネタバレを含む小冊子の付いた特装版、さらには本書登場の短歌を1首ずつプリントしたアクリルキーホルダー、グラス、クリア栞(栞は完売)も発売しました。
『ワンルームから宇宙をのぞく』
著:久保勇貴
連載名:「ワンルームから宇宙を覗く」
笑っちゃうくらい壮大な宇宙と手のひらサイズの日常をダイナミックに行き来する新感覚の宇宙工学エッセイ。宇宙機の制御工学を専門としながら、JAXAのはやぶさ2などのさまざまな宇宙開発プロジェクトに携わる久保勇貴の連載が、ヨシタケシンスケ・山崎直子によるコメント入りの帯をまいて待望の書籍化。かわいらしい鈴木千佳子の装丁が目印です!
2022年
『ずっと、おしまいの地』
著:こだま
連載名:「おしまい定期便」
『ここは、おしまいの地』、『いまだ、おしまいの地』に続く、“おしまいの地”シリーズ三部作の完結編。累計23万部突破した衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』、第34回講談社エッセイ賞を受賞した『ここは、おしまいの地』、名エッセイストの仲間入りをしたこだまが放つ最新作。なお、連載は引き続き不定期配信中です!